最新情報

An aquarium. 音羽本店
営業時間 16:00 〜 20:00〈 平日 〉
13:00 〜 18:00〈 土 日 祝 〉
定休日 火曜・水曜・木曜
電話番号 03-6304-1110
メールアドレス info @ an-aquarium.com

※ 生体のお取り置き期間は「1週間以内」とさせていただいております。ご協力のほど、どうぞお願い申しあげます。
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ここは、An aquarium.の情報発信のページです。イベント・その他の活動の様子や新店情報、新入荷のお知らせなどを公開してゆきます。もちろん、これまで通りおさかなはアピストグラマなどのドワーフシクリッドたちと、水草やレイアウト水槽のネタが中心となります。さまざまお楽しみください!
(手順などのご案内)
(現在は器材のみ)
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 8/31(土)


「はじめてのIAPLC対策アクアゼミ」、こちらの当初の予想をくつがえしてご好評だったように感じています。20名のご参加者プラス1名お子さん。冷房設定17度、昼の2時半ぐらいから3Fで稼働させ冷やしていたのですが、さほどの効果無し。2台のサーキュレーターもチカラ及ばずのみなさまの熱の入り具合でした。こちらも負けじとヒートアップ、しかし熱かったです、みなさん方が。熱意に対しては熱意でお返しさせていただくと、これまで通りで臨みましたが、残念ながら今日のところは汗ダラダラ、もはや引き分けか・・・。実はちょっと悔しい。(泪)

半数がはじめてホワイトボードの前で動いてしゃべるしとうを目前にする、そんな方々。そして半数は、久々に参戦したるで的復活組、TAU2年生、普段Anにお越しで来年から参戦予定の予備軍の方々です。よって、普段よりいつもより丁寧に行いました。IAPLCで上位に入ることを目標として定めた場合の考え方や向き合い方を主軸として、果たしてそれは楽しいのであろうか、という自己への振り返り。そして、熱意を持続させることの難しさなど。無理に2時間に押し込めおはなしさせていただきましたので、消化不良の点が多々あるかと思います。今後、またお立ち寄りいただけるのであれば、今度は個人レッスンの方向でご指南申しあげます。そして、「アクアゼミ」という形でもし聞きたい内容やテーマなどがあれば、うまく実現化したいと思っています。

TAUではさらに上を目指します。An aquarium.組のみなさんもご自分ペースで今年同様お手伝いします。今回初めてで、ちょっとやってみるかとお感じのあなたも、初めのうちはご自分ペースでお越しください。今後やりたい方向や、どのような器材を準備しておくのがよいのか、あなたの状況に合わせてご提案いたします。そしてまた途中のやっかいなコケ相談など、かなりアタマの中では整理されたマニュアルがあります。質問に対しての答が早いですので、躊躇する時間無しで次のステップにのぼり趣味を楽しむことができます。一段上がっても次があります。すべての指標は「それが今楽しいかどうか」。これからはこれをご自分の指標にしてやってみましょう!!

Anにお越しいただくみなさま方が、他より少し楽しそうに見える理由が今日のゼミで少しお見せ出来ていればうれしく思います。まだヤバイお店かも知れないと、そう確かに不安ですね。何度か相談がてらにお越しいただければ、それも次第に分かってきます。まわりの方々が、どんな風に楽しんでいられるのか、これらが何よりの指標になるところかと思います。

本日は画像無しですみません。心地よい疲れが全身を包んでくれています。みなさま方のおかげです。多謝!!!






新たなカラーの「APAP水槽台」を製作いたしました。本日納品完了、さっそく画像をいただきました!!



名付けて「New APAP "Super Black"」。以前ご紹介の"フルキャビホワイト"仕様と、また異なるステキな風合いがです。今回は「オールツヤ消しブラック」で、過去に一度だけ通常の黒塗装で承ったことがあります。土台のやわらかい木の風合いが、塗装で見えなくなってしまうのですが、これだけシックにツヤ消し黒で全身を統一してしまうと、予想以上に見応えのある姿態になってくれていて、正直ホッとしています。




最下段にも扉をつけ、両サイドも囲ってあります。この仕様は、小さなお子さんがいる家庭や、室内同居のわんこ対策として有効です。オプションで、さまざまな工夫を施すことができます。最下段の扉の形も、今回は跳ね上げ式。ほかに取り外すような仕様にしたり、2枚の板で観音開きにすることもできます。




さて今回の「New APAP "Super Black"」、初めての試みはこのバックボードをはじめから取り付けて完成させていること。ここでもしっかりツヤ消し黒、エアーホースを通せるミゾをあえて上部に空けています。背部を覆うと、特に夏場の水温上昇を招きかねないのであまりオススメではなかったのですが、エアコン制御のお部屋での設置であることと、ファンなどで内部にこもる熱を逃がす工夫ができることで、ご本人のご意向にそのまま添った形で製作しています。熱を逃がす工夫ができれば、そしてお部屋の壁が明るい白ですし、APAP本体を丸ごとツヤ消し黒で仕上げていますので、今回この選択はありかと感じました。事前の製作のご依頼時に、起こりうる問題点はすでにご本人にぶつけながら対応策の有無も確認済みであったりします。こんな面でも打合せ済み、ほぼ完璧なのです!!




おっとと、さっそく「Anシール」が登場しています。エンジと白があります。地色が黒ですもの「白」の選択。(笑)



本格シーズン突入前に、これにてなんとかスタートできそうです。
この新たなAPAPオーナーの方は、他にも水槽をお持ちですので、この台に集約なさるのか、はたまた丸ごと新規増設なのか、あえてご本人には伺っておりませんが、ここはすでになんとなくご察し申しあげています…。





 8/30(金)


明日の閉店時間のあとは「はじめてのIAPLC対策アクアゼミ」を開催いたします。閉店後すぐの開催とさせていただ貴、時間は2時間ほどを予定しています。個人的にレイアウト指南やアドバイスなどもいたしますので、ご参加予定の方々の中で、今年のコンテストにご出品なされた方は、よろしければメールで画像などを事前に送っておいてください。T.A.U.メンバーの方々とのやりとりと同じ方法で、個々にご説明申しあげます。せっかくの機会ですので、こちらもお気軽にご利用ください。実は前回のお声がけより、すでに数名の方に画像をお送りいただいております。対策ゼミ開催前、開催後、いずれでもかまいませんのでお気軽にお声がけください。
「Q&A」のお時間ももうけます。水草レイアウトにまつわることであれば、なんでも承ります。ここぞと質問攻めで志藤を倒してください。なかなかしぶといですけど。(笑)





初めてお越しのみなさんへ。店内は今、水草に関してはさほど見られるものがありません。水草展から帰ってきた水槽は辛うじて2本ございますが、あとはやたらと使えそうな素材なのかなんなのかが、至るところにございます。店の様相を呈しておりませんので、どうぞあまりご期待なくお越しください。

ということで、初めての試みのテーマです。2013年でのT.A.U.とAn aquarium.出品組の躍進その理由の一部をさっそく明日お披露目します。ここはどうぞ楽しみにお越しください!!





 8/29(木)



仕入れに出ています。

・Ap. トリファスキアータ "Pantanal"【Brasil SaoPaulo便/WILD】・・・・・・・・・少し残っていました。3ペア追加!!
・Ap. マクマステリー【Colombia便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・新規ネタです。3ペアだけピックアップ!!
・アルタムエンゼル(Mサイズ)【Colombia便/WILD】・・・・・・ナイスサイズです。立ち上げますのでしばしお待ちを!
・ロイヤルファロ(SM)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブリードでした(泪)。3尾のみ。
・ブラックモーリー(小さめサイズで、ほとんど♀)

パンタナールのトリファは先週の残りから追加補充できています。よってワンさず小さめです。ペア¥6,800-
さすがに今便はこれにて終了です。意外なところで♀の判別が予想外にやっかいなので、慎重にチョイスしてきています。色はこれから出ますので何ら心配なしです。新規がないかと探っていたら、マクマスがやって来ていました。なかなか良い感じですが、これはマニア向けですかな、地色うっすら黄色タイプ。はじめてチャレンジする方も、色が出てくるのが少し遅い感じなので、それをご承知おきいただければご自分だけのお楽しみとして、遊べる値段でコストパフォーマンス抜群です。ペア¥5,800-。採れたて、そこから吟味してきた3ペアです。♀サイズはいつも通り気を使ってきていますので、さらによしです!
アルタム、お待ちかねです。ようやく連れてきています。今週の便、サイズが良いです。昨年同様、リリースは少し落ち着いてからにしましょう。気になる方はお声がけください。後日になりますが優先リリースさせていただきます。

ほかにも、次週セッティングの新規イベント水槽投入用もたっぷりお持ちしていますが、これは見るだけよ。(笑)




まだヒレボロですが、さっそくマクマス画像です。









【 Ap. マクマステリー 】
ペア ¥5,800-
※ シッポありませんね…。だいじょうぶです、すぐ生えてきます(笑)





ご参考までに、アルタムです。



※ 入荷状態は、比較的よかったです。実はこれを待っていたのですが・・・。







※ 殺して覚えるシリーズお店番。いまさら恥ずかしいのでしっかり仕立てます。




※ 悲惨なことにならないようにならないようにがんばります。



ポイントは二つあるのですが、秘密です。An aquarium.でのスタイルはブラインでスタートですよ。さっそく食らいついています。同居人はアドルフォイとフォイルニーです。ってことは、どんな水槽か想像できますでしょう。
完ピンではない状況で口先からシッポまで5〜6cmあります。上下は長〜いです。
販売予価 5尾¥16,800- 10尾¥29,000-です。チビサイズが状態良く来たらまたチャレンジします。たぶん、お好きで何度か失敗したことがある方ならみなさんご存じでしょう。このサイズで状態がよいアルタムはほとんど入手チャンスがないと考えてよいと思います。まずまずこのおさかなは、値段よりも状態勝負。





 8/28(水)

はじめてADAのコンテストに出品した方、ならびにこれからチャレンジしようと考えている方、そうした一般のみなさま視点の「IAPLC対策ゼミ」を、この週末土曜日に開催いたします。


     「はじめての IAPLC対策 アクアゼミ」
・日 時 8/31(土) 18:00〜

趣味としての水草水槽は経験があるけれど、これまでADAのコンテストに出品するまでもなかった、もしくは出品してみたけれども順位がかんばしくない。もし何かコツなどがあるのであれば聞いてみたいなぁ〜。そんなお声を察知いたしまして、新たにこうした企画を考えてみました。もちろん今回は新企画につきまして、アクアゼミ自体はじめてご参加なさる方々も想定しております。

・場 所 An aquarium. 3F
・受講料 ¥500-
・定 員 20名(残3席
・講 師 志藤 範行An aquarium. 代表


戦略的にコンテストを考えておくと、自分との距離感が見通せます。今回の内容は、現時点でのしとうのIAPLC対策最新版を、丁寧に分かりやすくさっそくお披露目いたします。特に今年のコンテストで希望順位がかなえられなかった方にとってはうってつけの機会をご提供させていただきました。お申し込みのみなさまは、土曜日夕方6時、An aquarium.に集合ですよ。筆記用具のみご持参ください。初めてご参加の方が少なくありませんので、集合のあと3Fにご案内いたします。最新版ですから、そしてまとめておはなしするのも今回が初めてですから、なんどかの出品経験者へもかなりオススメの内容です。間もなく締め切りになりそうですので、お時間の空いた方はおはやめにご一報ください。





ADA新たな素材「山水石」本日到着しています。今回は箱の様子をチェックするのに2箱のみです。週末の営業日から直接手に取りながら品定めできるようになりますので、気になる方はぜひどうぞ!!









素材はやはり、画像ではピンと来ませんね。実物をさわり、質感をチェックください。





 8/27(火)


来年の2014年9月開催に向けて、久しぶりに企画しました。


「2014 アピストブリーディングコンテスト」


今から熱を上げてスタンバイください!!





音羽に移転してまいりまして、すでに3年半が過ぎました。以前から楽しまれている方も、ここのお店でアピストに出逢った方にとっても、そろそろ仔取りから稚魚育成の大変さを、この夏場の高水温で身にしみていらっしゃるところかと思います。幾度かの「アクアゼミ」開催を通して飼育や育成面でのサポート、水槽の環境を「水槽コンディション」を追うことで向上がはかれることなど、さらには楽しみの方向性や、点と線で追うことなどをおはなししてまいりました。初めのうちはなんどかの産卵を経験するうちに、「増え過ぎちゃったらどうしよう!」という疑問も「いなくなるからだいじょうぶよ!」とした、皮肉混じりのジョークの意味もなんとなく受け取れるよう状況なのではないかと推測しています。
そうです、ふ化して数ヶ月ぐらいまでなら、初めての方でも時間の経過とともにどなたでも経験することが出来るものなのです。育て上げ仕上げる時間の流れは、本人の意向とのズレが生じがちで、悩ましくも思うがままにはならないものであります。アピスト向きの環境の提供を志す。まさにこれに尽きます。また、その年々でやって来るサカナの顔はわずかに異なりますが、日々のアピストとの暮らしに目標を掲げることで、みなさんの趣味がこんなイベントなどを通して、少しでも豊かになるのであれば、主催者自身にとってもこれは何よりうれしいことでもあります。

F1は順調ならば、確実に親を超えます。変わらぬ環境下で育て上げられると、ヒレの伸張度をはじめ目を見張る姿に展開してくれるはずです。来年のことではありますが9月開催ということは、ひとつの試練として「夏場をうまく越す」ことも重要になります。無事に出品することができる、 このことは夏場の管理がなせているということも同時に物語っているわけです。四季のある日本において、通年での良好な管理というものは、思うほどたやすいことではありません。そんな中で稚魚を育て上げ、そして仕上げるとなると、それ相当の苦難が幾重にも立ちはだかることでしょう。

アピストグラマであるのであれば、魚種は問いません。単にキレイであると言うことだけではなく、魚種ごとの表現の特徴や、その困難さ、当然のことながら仕上がり体型はベースとなるポイントとなります。言わばここが予選となります。約10年ぶりに開催される「アピストブリーディングコンテスト」で、来年はどんなレベルの個体が出品なされるのか、個人的にも楽しみにしています。今からコンテストに向けて、種親選びから水槽コンディションの向上を目指し、がんばってみてください。手塩にかけた優良魚との出会いを、今からそっと期待とともにお待ちしています!!




今から、来年にどんな作品が出品されるかは分かりませんが、当時を振り返っての印象では、

 ・個体サイズが小さい場合は不利になる傾向があります。
    → 他の出品魚に対して、しっかり育てられていること。差がある場合には目をつぶることが困難です。

 ・雌雄サイズ差が不利になることがありました。
    →出品される個体で、好ましいサイズ差であることも重要です。

 ・全体の出品レベルが高い場合は、審査基準も乗じて厳しくなります。仕上がり具合までしっかり拝見。
    → 過去に、ヒレの伸びなどプラスアルファー要素での評価が必要な年度もありました。


こうした感じです。ただ、実際に出品されるサカナの数や、その年のレベルによっても評価の仕方をゆるくしたり、厳しくしたりとある程度の対応はさせていただくつもりでおります。ただ、審査させていただく上で、「一席は今年は該当無し!!
」というパターンもありかと考えています。以前の開催時のレベルも思い起こしながら、一定のレベル以上の個体の出品を実はそっと期待しています。と言いますのも、このコンテストの主たる目的は、なにより「日本のブリードレベルの向上」のためにあるわけですから・・・。





「2013 水草展」が無事に終わりまして、本日水槽が90・60ともに音羽のお店に戻りました。そして今度はこの夏最後のイベントの展示のお手伝いにかかります。打合せはすでにこの8月に何度か現場のスタッフの方々と何度か行っております。9月上旬からのイベントなのですが、設営の関係で実際の取りかかりから完成までに2〜3日しかなくちょっと厳しさを感じつつも、なせるだけの善処にて対応させていただきたいと思っています。少し大きめサイズのタンクでのレイアウトです。

音羽からは実に至近距離です。9月に入りましたら、素材を運んで突貫工事にて完成させます。そこで急遽、水草展に出かけていたこの90を解体しながら、そこからもちょっと拝借します。この水槽は再稼働こそ本日夜にリスタートしておりますが、あらかたの万天石を除去し、もうすでにADAコンテストに出品した感じの前の雰囲気はなくなりました。とりあえず1週間ほど水草をなんとか維持して、また新たなデザイン素材としてさっそく活用いたします。

そうなんです、本日あの90が帰ってきました。お店の移動前に設置していたあの同じ場所に90を戻す勇気はすでになく、今回は腰を温存して、東武の閉店を待ってAnのスタック3名の力をかりました。このイベントの設置が完了しますと間もなく90も解体撤去です。同時にスカイで2度使用している120Hの解体撤去も決めていましたので、今日はその他の平台上の水槽もみなで移動させています。今後少しお店の雰囲気が一部分ですが模様替えです。ひと月ぐらいかかるでしょうか。ここはゆっくりやってゆきます。今実は、来年のIAPLC用の水槽を新設するかどうかも悩んでいます。





もうすでに2014 IAPLC用のレイアウト案もいくつか考えはじめました。TAUメンバーの方々の一部もさっそく数名ほど、画像や絵をご持参いただきご相談にいらしています。お店のレイアウト用の水槽で空のものが2本まだあります。そちらにも近々取りかかります。楽しみです。





 8/26(月)


先日入荷のPantanal産の2種は早々売り切れてしまいましたが、これらはまだおります。



【 Ap. ゲフィラ "Barcelos"(A-class)】
ペア ¥9,800-
※ 残りこの画像の個体、1ペアのみ。普通コース(¥5,800-)も1ペアおります。






さらに少し、ご参考までに今の店頭在庫から・・・。



こちらの個体は、SOLD OUT!!となりました(8/27)


【 Ap. cf. サルピンクション "Anori" 】
ペア
¥8,000-
※ 上の個体は"カレイロ風"、そして下の個体は"アラサ風"。単なる個体差です。これで2ペアお出しできます。




プライス貼られず、こっそり在庫シリーズ。



SOLD OUT!!
※ いますよ。こっそり1ペアのみ。



ペア
¥35,000-
※ これもこそっと・・・。かなり良くなっています。






ちなみにこれがエリザベ収容先の水槽ですよ。




浮き草と"緑"のコラボ。(笑)

ここまで来ると、水槽コンディションの"ぶれ幅"がかなり狭くなる印象。ただ一方で、家庭内の立場上の"ぶれ幅"は拡大の方向へ向かいますので要注意。(笑笑)
生まれた稚魚たちを育む環境としては非常によい感じです。この雰囲気、グリーンファロやグリーンドットの収容先としてもかなり向いています。ヤツらの動きは、アピストたちにとってさして目障りでないらしく、あまりどつき回されることもありません。この環境、もう少し先にはラン藻水槽が待ち構えています。そこまでゆかぬようにほどよく手入れするのがポイントなんですが、そこがとても難しい・・・。これは感覚でしかないので、筆舌つくしがたいところなんですが。

そして、



ハミハミしている瞬間までは画像にておさえることができませんでしたが、こんな水槽ですと常につつきまくってバフォバフォしています。ブラインを与えて生えるコケを、間接的に与えているわけです。コンディショニングフードなど、人為での給餌を必要とせず、肉を与え草を生やし、それを食わせる。まさにねらい通りです。単なるコケと忌み嫌うのか、アピストにとって有効利用するのか、ここでは大きな差となります。

これはほぼ家族の同意を得ることは不可能です。こっそり自分だけの水槽部屋のある方だけ試してみてください。当然、光は強めにすること。すると当然夏場はエアコンフル稼働&サーキュレーターの準備が必須となります。環境が許すのであれば、一般的には逸脱したこんな「ステキな緑の世界」をぜひともおすすめするのであります。(笑)






口先の形・口の形状がちがいますね。






【 Acestridium dichromum 】
"Manicore/Madeira-system"
1尾
¥4,500-
"Barcelos/Negro-system"
1尾
¥3,800-



地色はともかくとして、ネグロ河とマデイラ河の限られた場所で長らく生き延びてきた種ですので、このように腹部からの画像でそのわずかな違いが見えます。かつては長生きさせることがやっとのマニア過ぎる魚種でしたが、以前に増してこの種の扱い方が分かってきています。今回はマニコレ産とバルセロス産の比較をしていますが、他にリオ プレト ダ エバ産がときおりやって来ています。現在のAn aquarium.での在庫はこの2種のみ。バルセロス産はすでに数ヶ月の間お店の水槽で過ごしています。これらは欲しいときにはいないもので、入荷状態の善し悪しが絡んだり、同時にそこそこ引き合いがありますので、年間を通じて在庫していられる期間の短いサカナです。
そして実は、アミですくう行為は御法度なんです。鼻先がネットに引っかかり取れません。このサカナをどうやって扱うかというと、それはそっと指でつまむのです。(笑)
マニコレ産は少し高いですが、安心のLサイズもおります。普段の入荷時より多めに確保していますので、まだだいじょうぶです。マニコレ産の個体たちもお店で落ち着きましたので一安心です。今のうちにどうぞ!!





 8/25(日)



ADAのネイチャーアクアリウムパーティーが今年は「9月29日(土)」に、有楽町・東京国際フォーラムにて開催されます。今年のIAPLCへご出品なされた方はもちろんですが、来年の「2014 IAPLC」への出品を考えている方も必ずご参加ください。会場から受ける刺激は大きくひとつの作品を創りあげる上での意気込みが、よい方向で変わってきます。ここへの参加が何よりの効果をもたらします。また、まだ知らぬその空気を堪能することで、アタマの中でさまざまなことを描くきっかけともなり、海外からの参加者の熱意などを肌で感じるための良い機会となることは間違いありません。





今年は、昨年以上に国内の出品が増えていますので、ADAの方々へ「今年のパーティーはエンドユーザー向けに、そしてはるばるお越しの海外勢のみなさん向けに」内容を工夫できないかどうか、こちらからの声を要望として伝えてあります。ことあるごとに何度かそんなお話をしていますので、ひと月ぐらい前にもそんな話題を振りましたら、「
こうした声を反映させた形で今年のパーティーの構成を考えているところです」とのうれしい反応もありました。
よって、T.A.U.のメンバーは当然のことながら年間行事の重要参加イベントとして必ず参加する方向であるのは間違いないところではありますが、An aquarium.組で出品なされたり来年その予定の方々も、次回作品の製作において大きな効果をもたらしますので、できるだけ必ず参加の方向で検討して置いてください。また、近隣の・もしくは全国のご参加予定の方で、知り合いがいないのでどうしようかと検討している方は勇気を出して申し込みだけすませておいてください。当日は会場の席に、「帽子をかぶったハゲ頭」が一人参加しています。そいつにお声がけいただければ音羽界隈のメンバーたちが受け入れ温かくその日の仲間として打ち解けることが出来ますのでご安心ください。(笑)





 8/24(土)


「セッション5」なんとか無事に終えました!!




明日の日曜日は、通常営業です。昼の1時開店ですので、どうぞご安心ください!!











第一部:小野氏のレイアウト講座「石&流木コラボ編」
第二部:セッション5「結果発表&反省会」


こんな内容ですすめています。前回の順位予想をした「セッション4」を受けまして、今回は個々の作品を振り返りながら、実際の順位とメンバーの総意と、そしてまた個々の評価とを、実際の順位に照らし合わせてゆく作業を行っています。まさに、客観評価と自分の主観をいかにすりあわせしてゆくか、ここに焦点を当てています。多くの方々が、いまいち実感できぬままの順位予想をしながら、結果から逆の検証をしてゆく。あくまでこれも、レイアウトの良し悪しがどこで評価されているかを知ること・把握できること、これを目的としています。

自らの水槽を順位アップさせること、そしてあくまで趣味として楽しめているのかどうか、幾重にも客観視点を追求しています。今自分がいる立ち位置やその目線が、審査員からいかに評価されているかどうかを知るきっかけとなりました。すでにこの集団は次年のIAPLCを見据えています。ここを磨くことで全体を押し上げる。その仲間たちの温度から、また自らの温度を高めてゆく。向上心のかたまり集団は、エアコンの冷房がまったく効かないほどヒートアップしていたことは間違いありません。今回もまた楽しいひとときでした。先のビジョン指し示しながらも、楽しさの追求をしてゆく。やはり難しいことです。そして来年の構図から、また新たなスタートラインです。自らの目標をしっかり掲げながら、みんなで踏ん張りがんばってゆきましょう!!





 8/23(金)



本日は通常営業いたします。なお明日の土曜日は、先にも告知してまいりましたようにCAJ&TAUのコラボイベント「セッション5」開催のため、臨時休業させていただきます。翌日の日曜日は通常営業いたします。まことに勝手ながら、どうぞよろしくお願いいたします。





「セッション5」ご参加予定のみなさまへ

今回の企画は、前回のセッション4での順位予想を踏まえて、来年に向けたコンテスト出品のためのイベントとなります.ご自分の予想より、今回順位がよかった方々は別として、いまいちふるわなかった方々にとって、とても有効な武器を授けます。個々の
作品を追ってゆく経緯の中でレイアウトに向けたワンステップ上の視線をご提案しながら、ひとステージ上の段へ階段をまたひとつ上ります。




明日土曜日、昼の2時から第一部、小野先生のレイアウト講座からスタートします。着実にかつ確実に、ステップアップするための大事なセッションとなると思いますので、特に残念だった方、ここはどうぞ楽しみにお越しください!!





 8/22(木)


仕入れに出ています。今日もブラジル便、少しあり。アピストですよ。

・Ap. トリファスキアータ "Pantanal【Brasil SaoPaulo便/WILD】・・・・・・・・・久々ブラジルのパンタナール産!!!
・Ap. ボレリー "Pantanal【Brasil SaoPaulo便/WILD】・・・・・・・・・・・・・ボレリーも2ペアだけお持ちしています
・トーマシー(小さめ)

種類は少ないですが、お待ちの方々が少しいらっしゃいますね。
トリファはアルゼンチン便ではなく、ブラジルのパンタナールトリファです。アタマまわりが黄色い個体でそろえています。まだ小さめですが、好印象です。当然ブリードよりはまだまだ地味ですので、過大なるご期待抜きにお楽しみください。3ペアのみです。ボレリーもサイズこそ小さめですが、チョイスに関しては現状での善処ができたと思います。こちらは2ペアのみです。トーマシーチビめが完売していましたので、あわてて補充しています。状態は良さそうなので今回ネタは心配いりません。






まだまだショボイ画像ですが、到着当日の様子です。ご参考までにどうぞ!!



※ まだ、ヘンな色をしていますが、一応♀です。


【 Ap. ボレリー "パンタナール" 】
SOLD OUT!!
※ 見事に色が飛んでいます。出ていましたので、だいじょうぶだと思いますが(笑)。(残1)








※ ♀。意外に思われるかも知れないが、トリファの♀はサイズが小さいと判別に少し苦労します・・・。



【 Ap. トリファスキアータ "パンタナール" 】
SOLD OUT!!
※ アタマの黄色いのがいまいち分かりませんね。いけると思いますのでどうぞご心配なく!!








そして、実は今日もいってきました!!





会期はいよいよ週末日曜日までとなりました。今年の夏のつくばでのイベントです。An aquarium. の店頭からも90と60の2本の水槽が出店されています。

展示も後半を迎えまして、出展した水槽がどんなになっているのかと、あとは水草展全体と、ここの実験植物園の全体の様子を拝見してきています。上野の国立科学博物館と同様に、ここは理系人間にとってはなかなかドキドキできますよ。






入り口の建物を抜けて、今回は園全体をざっと拝見してきました。時間も限られ1時間あまりです。






今回展示の全体のテーマは「流れ」。別棟の建物の中ではそのテーマに沿った展示物が多数。絵や図説の解説よりはむしろ、実際の水槽を使い実物展示を主としていました。この八角形の水槽は、2080を2台とクーラー使用し、さらには4台のコラリア(水中ポンプ)を使用して、川底の様子を再現しています。バイカモが流れに身をゆだねる様子を実物展示。





あれれ??。あっ、タナカさんお久しぶりです!!





あっ、池田さん。こんなところでお会いするとは・・・。例の待ち合わせ場所は、今日はドロドロでした。(笑)

かれらもしっかり「流れ」に身をゆだねて展示されておりましたよ。(笑)






ガラス温室が園内にはいくつかあり、高さが十数メートルはあるかな。窓が開いてましたが、空調設備と湿度調整のマシンか、建物中の上部にはしっかりその設備が備えてありました。うらやましい.これ一棟建てるのにも数億かかるであろう。本気の熱帯植物遊びの施設だ!!






内部の様子。実によく手入れされている。実際の熱帯雨林の森の中より、当然見やすく分かりやすい。個人的に、これ一棟丸ごと欲しい。常に家に、キレイすぎるネグロの森がある感じ。(笑)





大きなビオトープ。ここは内外ともに水辺の植物が全体として充実していました。近所に東大の小石川植物園がありますが、そこの設備を遙かに超えるレベル。そしてその展示物。

熱い中、外をまわり、そしてようやく入り口の建物内へ戻りました。






おい、あんたは何してんだ!!。せっかく来たので、自らガスの量を勝手に調整しておいた。(笑)
もとのレギュレーターのネジがさして回っておらず、スピコンでの調整が微妙でしたので、しっかり勝手に断りもなくいじっておいた。これで最終日まではなんとかだいじょうぶ。






水槽自体の中も、なんとか無事でした。随所手入れをしたい心境でしたが、なんとかスタッフの方々のメンテにより、上手に維持されています。これも音羽に帰ってきたら、間もなく解体の方向で考えていますので、この会場での展示が見納めです。






エントランス入ってすぐに飛び込んでくる、こちらの60もとりあえず無事でした。わずかに土砂崩れカ所がありますが、そこは見ないようにして会場をあとにしました。

途中、田中先生にも何度か会場でお会いし、ご挨拶をしました。会期も残りわずかです。おそらくレイアウト水槽の展示があるのは、今度はまた2年先になるのかな。夏ももうすぐ終わりです.まだ足を運んでいない方は、ぜひこの土日でご覧ください。つくばにある現物展示の国の設備です。これがなかなかのものでしたよ!!




 8/21(水)



新規におさかなの到着です!!

・グリーンダータ "Manicore/Madeira-system"【WB.SABBY便/WILD】・・・・・・・デカくて色もすごいんです!!!
・グリーンファロウェラ "Manicore"(M)【WB.SABBY便/WILD】・・・・・・・・・・久しぶり、マニコレですよ!!
・グリーンファロウェラ "Manicore"(L)【WB.SABBY便/WILD】・・・・・・・・・・・・・デカサイズもあり!!!
・グリーンドット パロトキン "Rio Preto Da Eva"
【WB.SABBY便/WILD】
・・・・・・今回大きめなので良い感じです
・マラリアオトシン "Rio Preto Da Eva"【WB.SABBY便/WILD】・・・・・・・・・・・これも来ました。お見逃しなく!!

マニコレ色は「激緑」。この産地産の定番の2種ですが、やはりビックリする色合いです。
まずはグリーンダータ、これはでかいサイズで来ていますが、輸入少数が3尾。すべて入手しております。複数いないとちょっと飼いにくい種なので、今回まことに恐縮ですが、先着1名様まとめて3尾特価にてSOLD OUT!!。今期はこの産地、これにて終了の恐れありです。
ファロウェラは「青緑」。来たばかりだからでしょう。落ち着いたらキレイな緑になるとみています。ほどほど小さめと大きめサイズ出来ています。M¥4,500-、L¥5,800-でいけます。さらにそれぞれ3尾特価をご用意しました。M3尾で¥12,000-、L3尾で¥14,800-でサービスいたします。この種はスーパーコケ食いですが、長期の飼育でブラインにならすことが出来たらこっちのモノです。これがポイントですね。アピスト水槽で、ブライン漬けにして、これが実にいけてしまうんです。先日のコケまみれのアピスト水槽なんかバッチリいけますよ。仔供を守っていなければのおはなしですが、はじめから一緒であれば産んでも何ら問題なしです。ホントかどうか、やってみますかぁ〜。(笑)
プレトダエバ産は時々来ますが、マニコレは数が少なく回数も少ないのが通例です。つまり今が最大のチャンスです。
グリーンドットはプレトダエバ産です。サイズが大きくやりやすいと思います。これもアピスト水槽でいけますので、もし余裕があれば試してみてください。サイズのわりによくコケを食います。緑のコケがより良いですね。低pHでガラス面が緑色の水槽があればぜひどうぞ。1尾¥3,800-。これも3尾特価をご用意しました。3尾で¥9,800-

さらに人気のマラリアも登場しています。間もなくしてなくなりますのでおはやめにどうぞ。1尾¥6,800-で、今回7尾のみなので単品出しです。スミマセン・・・。




そしてさっそく、到着当日の画像です!!



※ これですよ、今日来たばっかりで!!!!!(











【 グリーンダータテトラ "マニコレ"(L)】
SOLD OUT!!
※ 久々にこれはまいりました・・・。










【 グリーンファロウェラ "マニコレ" 】
¥4,500- 3尾で ¥12,000-
¥5,800- 3尾で ¥14,800-
※ あれれ、あまりきれいに撮れませんでした(泪)。まずは長期飼育をぜひマスターすべし!!







【 マラリアオトシン "リオ プレト ダ エバ" 】
SOLD OUT!!
※ 長い川の名前「エバの黒い川」産のマラリアです。この川もBWでpHもしっかり4台です。






【 クリーンドット パロトキンクルス "リオ プレト ダ エバ" 】
SOLD OUT!!
※ これも入荷総数がいつも知れていて、その回数も少ない種です。常に在庫できるおさかなではありません。





 8/20(火)


週末予定のお知らせです。今週末の土曜日「8/24」は、CAJとTAUのコラボイベント「セッション5」開催のため、店頭営業の業務をお休みいたします。まことに勝手ながら、どうぞよろしくお願い申しあげます。

なお、日にちを前後する金曜日8/23と日曜日8/25は、通常営業いたします。






ここのお店は、ワケありで売っていないおさかなを見せびらかしていることがあります。なんだか感じが悪いです。といいますのも、一定リリース後に販売を中止して、ラストワンペアなどを「ワシ用」と称し非売になるときが極たまにあります。決して悪気はないのですが、経緯をお見せしたいときなど、もしくはほかの理由でお蔵入りすることがあります。
ということで、今日はスマンのですが見るだけよ。(笑)




日頃からお越しの方はお分かりでしょうが、アドルフォイと一緒の90細長水槽です。







そう、女のくせに下あごにヒゲをたくわえています。そこそこにぎやかな水槽なので、おそらくは稚魚たちもいったん消えてしまうでしょう。このスタンスでいて、次回仔取りをするのであれば、産んだあとで環境整備をして待ち受けます。産んでくれたということは、そこそここの水槽はいけていますよ、というシグナルととらえます。初めてであったり経験が少ないうちは、これがなかなか出来ないものです。でも出来なくて普通ですから、自らを悲観せずにいてください。モノは考えようですが、慌てふためいている自分自身をもうひとりの自分がそれを察知できればよし。つまり、産んだあとであわてているかどうかを、つまり"サカナが"ではなくて"飼育者本人"がということですが、自ら自己チェックし、経験度合いをはかることができます。自分は今どの程度なのか。もちろんこの状況によりうおさおしているうちは、サカナに伝わりますのでダメダメです。気が付かれないようにしなければなりません。(笑)








少しピンぼけですが、これダンナです。横にワイドの水槽は、雌雄間のトラブルは少ないです。逃げ延びることが出来ます。この水槽は「90x30x30」のブラックシリコン特注水槽。フィルターはEHEIM2411です。ほかにも同居魚あり。特に仔取り用の水槽としてスタンバイしたわけではありませんので、この設備がベストというわけでもありません。







さて、ご存じの通り、アピストグラマの種は多様で、種により振る舞いや性格に傾向があることが知られています。つまり、おびえがちな傾向がありあまり出てきてくれないとか、またその逆や、産卵前後でのハードなアタックが目についたり、もしくはあまりにもスムーズにことが進んでくれたりと、個体差か種差か、ここは経験で把握するしかないところでもあります。とは言え、多岐に及ぶアピストグラマを全種飼育することは困難なので、自分の経験のある種をベースに物事を判断するのが一般的です。つまり、前に飼っていたビタエニと比較するととか、ブリードマクマスははじめだけであとから楽だとか、クルズィー系は総じてかなりハデにやり合うなとか、エリザベ・ロートカイルはある程度スペースが必要かもとか、パウキ・メンデジーはなかなか出てきてくれない、パウキはともかくもメンデジーは少し広い方がよいかなとか、おとなしいトリファやボレリーも個体差でかなりきつく当たるのだなとか、受ける印象はさまざまである。これらに対し、どう対処するかというと、ダメなとき水槽サイズを変えてみるのがよい。といっても、小さい方向に変えるのでは当然なく、広い方向へのタンク移行を実行してみます。また、水槽内のレイアウトを工夫し障害物の置き方を工夫してみたり、一人ここで知恵を使う。種差による傾向を把握しつつ、個体差にも対応する。スペースを確保するだけではなく、2本の水槽に分けることも常套手段だ。雌雄間のアタックが激しすぎ命すら危ぶまれるとき、これは分けざるを得ない。はじめはスペースがない、ここで産卵箱やサテライトを使うのだが、やはりそれは一時的でしかない。そこに収容した個体を何度かダメにした経験を元に、やはり一時しのぎであることを長年の経験者はカラダで知っている。落とさず引き出すには、やはり別水槽、つまりもう1本の独立した水槽を持ってして対処すべきであることを知っているのであります。殺してなんぼ、というまさに経験の積み重ねからそれを身にしみて実感しているはずです。
予備の水槽の確保、これはスムーズに種の傾向に対応しながら今いるその種をしっかり楽しむための手立て。そこにさらに大きなサイズの水槽を確保する。これは遊泳スペースを変えることでの対応である。アピストグラマの棲息地での行動エリアは意外に狭い。このことは今我々が十分楽しめているアピスト飼育において使用している一般的な水槽サイズでもある程度把握できる。ただ一方で、狭すぎるんじゃないかという状況をも疑っておく。スペースの関係でうまく事が運ばない、そんなケースも多々あるのだ。ダメなとき、分ける以外に収容スペースの拡大を視野に置く。つまり、所有する水槽本数が増え一通りアピストに慣れ親しんだあとで、今度は異なるサイズで対応するのである。まさにこれで、彼等に対応するすべがまたひとつ増え、成功への可能性をまた一歩近づけてくれるのである。36・30C・45・60・90と、さまざまな可能性を模索する。固定の水槽サイズを把握したあとで、次なるステップがここにあります。何度か試されたし!!






ところで、水槽スペースや水量が大きいほどよいかどうかというお話。これは誰でも分かる、でかい方がよいであろうということを。ただここで強調しておくこととしては、単にでかければよいわけではなく、水槽として安定度の高い方がよいことは間違いない。スペースよりははるかに「水槽としてのコンディションが安定」している方が重要なのだ。答はすぐ分かる。稚魚の成長具合が最も分かりやすく見て取れます。ただ当然、答えが出るのには育ったあとの稚魚の形状やその色合いなどで判断するワケなので、数ヶ月以上待たねばならない。長くやっている人々は、普通にこれらも経験しているので、個々にその答えを持っている。つまり新規のでかい水槽ではよい方向での効果はなく、時間をかけてその環境はあらかじめ準備しておかねばならないということにやはり行き着くのである。ここのwebページで、これまでも「水槽コンディション」「環境」この言葉を連発している意味もこれでなんとなく把握することが出来るであろう。その水槽の準備にもやはり、実際にサカナを飼いその時間をかけた水槽の立ち上げから、サカナを通してそのコンディションを把握する、こんな地味な作業が同時に必要だ。たくさんサカナを殺してきたあとで、そっと出てきているその答がまさにここにあるのではあるが・・・。






アピストたちとのスムーズなお付き合いを手助けするのが、ある程度の本数をあらかじめ準備しておくことと、時間をかけてサカナを飼育してきた水槽をいくつか持っていることであります。今後の入荷シーズンを控え、どうするかというと、サカナの出し入れをしてそれに対応してゆく。特攻隊や他のアピストを飼育している水槽に、新たなサカナを迎え入れ、比較的新しめの水槽にこれまで飼ってきたサカナを立ち上げ要員として収容する。上手に向き合うためには、上手に水槽のお引っ越しをすることを躊躇してはならないのであります。そのためにも、常にサカナ以外に、水槽環境へと目を向けてコンディションの把握に努めておきたいのであります。

時間をかけて準備した水槽、勝手に出来てゆく環境、これをひたすら目指し、適度に手入れする方向。しっかり模索してゆきます。ピートやR/Oはあくまで手段として活用する。やはりいわゆる"道具"に頼っているうちはまだ不安定な環境がそこにあります。頼らず利用する、そうした考えの元で、あくまで"道具"は「活用する」のです。準備したモノの効果は、必ずサカナを通して見て取ること、アピストに近づける手立てとしては何よりこれが一番で、単に数値だけを追う測定マニアに成り下がらないその努力も、特に理系畑のにニンゲンにおいては、これがとても重要な振る舞いになります。バランス感覚、客観的視点、これらはのめり込みにより忘れがちになる重要ポイント。日々アピストたちから与えられる感動的な揺さぶりを目にしながら、あえて平常心を装い冷静に対処してゆくことがいかに難しいことか。感情の生き物であるからこそいたしかたなしとする一方で、よい方向で変わってゆく自分自身は、次に出逢えるアピストグラマに対して、前よりまして上手に接することが出来るようになっているはずであります。自らが変わること、これで彼等からの"返答"も変わってくるのです。





 8/19(月)


「引き算」シリーズ・第2弾。今回のテーマは「浮き草」です。





浮き草のメリット、飛び出しの防止になるフタ変わりが少し。でももちろん完璧ではない。水面での遮蔽物になり、サカナが少し落ち着く。水槽内の物質を吸収し、自らが増えてゆくことで、その溶存量を減らしてくれる。多少であるが、障害物となり、弱者のみを若干守ってくれることがある。
一方デメリットとしては、時々一気に枯れ見た目をそぐ。増えすぎ水面を覆い、水面からの酸素の供給を妨げる。殖えすぎることで、水槽内を暗くしサカナがよく見えなくなってゆく。
簡単にあげてみると、こうしたことが言えます。

通常のスポンジ水槽において、ミクロソルムなどの水草はどうか考えてみる。陰生植物であることで、代謝が低いことが言える。つまり水に対しての影響が意外に少ない。言わずもがな、枯れないということと積極的に生長していることは別物であり、生長速度が遅く枯れない事実は、逆から取ればその水に対してさして影響力を持たないということを意味します。ストレートにいうと、入れても入れなくてもさして変わらない、と言い換えられます。アピスト水槽でのミクロソルムの有用性は、壁状の遮蔽物として同居の相手からの攻撃の眼を緩和することにつきる。水に対してはほとんど影響がないと考えてよかろう。ただ、高水温へ移行したことや、そのほか徐々に変わる水の変化などで、ミクロソルム自体が枯れるようだととりあえず見た目はよくはない。葉が枯れ、それが水に対しての影響がプラスかマイナスかは正直微妙であるが、飼育者自身の初期の目的からかけ離れることもあるということも覚えておく。ところで、なぜプラスかマイナスかが微妙かというと、南米大陸の河川に溶け込む成分は、多分に植物の腐ったエキスが含まれているからであります。ネグロのブラックウォーターは典型であり、他の色の異なる河川においても、その支流は大森林の中を通り本流へと流れくだっているので、落ち葉や流木など、何かしら枯死した植物のエキスは含有しているものである。つまり、アピストグラマにとって、長い間その自然環境において、身を浸しているエキスであるから、マイナスの効果ばかりではないと考えるのは、もちろん不自然なことではないのである。こうしたことから、ミクロソルムが枯れて、水中に溶け出したとしても、そのエキスがもしかしたらマイナスではないと考えることも一方では出来るのである。ただし、水槽スペース、つまりは水量が知れている場合はその限りではない。言うまでもないかも知れないが、水量に対して物体が大きくそれが枯れるようであると、一気にマイナスの面が目立つようなそんなこともないとは言えない。もちろんここは程度問題なので、状況に応じて冷静に判断するのがよい。






植物の腐ったエキスが、生理的にプラスに働いていることの視認性は正直申しあげると低いと言わざるを得ない。この例において、分かりやすいのが「ピートの使用」であるが、めざましく変化があるわけではない。使用することで、水自体が着色されてしまうため、サカナ本来の色合いが分かりにくくなってしまう。つまり発色の良さを同じ条件で比較することが難しい。産卵や稚魚の成長においてであるが、これは実はここのページでよく話題に上る「水槽コンディション」が高い状況で維持出来ているときにはすこぶる順調で、そうではないときにはたとえピートや添加物の使用においてめざましい効果を見せることはない。経験上、良好な「水槽コンディション」の維持と把握を追求してゆく方が結果が早く見えるものである。モノに頼っているうちはまだまだと考えておいた方がよい。それは次のケースで同様にうまくゆくことがほとんどないからである。偶然か必然か、ヒトはよい方向で物事を判断しがちであり、科学する眼は条件を同じくしたところで常に客観性を高めて比較してゆくものである。趣味だからいいんだ、と割り切るのか、知りたい!とした想いをかなえるのか、それは自らが決めることで、どこで満足するかは個人差があるのは否めない。更なる上の領域を見定めるためには、出来るだけ客観的にとらえる視線は欠かせないので、日頃から冷静に判断する眼を養うことをそっと心がけておきたい。
小さな水槽である種の「環境」を手入れし維持してゆくことは、実際にサカナの様子を見ながら水槽全体の様子を見ていることになる。ズームイン・ズームアウトを巧みに駆使し、把握に努めてゆく。簡単に言っているが、実はこれがさまざまやっかいで時間がかかり、そして経験の蓄積が必要なところである。点と線、この意識をすること、過去をふり返り流れの把握、そして今の状況を仮定する。そうです、あくまでも今の状況は「仮定」して判断しているだけで、その結果が出るのはあとからじゃないとやはり無理なのだ。この事実は、そのまま受け入れておくだけでいい。だって今は目の前の水槽の状況を正確に判断を下すことは、実は出来ないからなのです。






難しい話になってしまった。ここからは少し分かりやすくゆきます。
浮き草は、当たり前のことですが、葉を水面に出し大気中と容易にガス交換することができる。蒸散や呼吸、そして光合成するために、気孔を葉の表面に集中させているので、そこから気体のやりとりをしている。呼吸に必要な酸素も、光合成で必要な二酸化炭素も、この葉の表面から行っている。蒸散と言って、この気孔から水蒸気を蒸発させ、根からの吸収を促し、カラダ全体の物流をさかんにさせるために重要な働きもある。ガラス蓋などで密封しすぎて、湿度が高すぎたり、飛沫が常に葉の表面を覆っているようだと、浮き草はダメになる。この気孔からのガス交換が過度に妨げられるからである。なので育生においても、密封しすぎるのはよくはない。多少の風が当たるぐらいが、蒸散を助け、しいては浮き草の多くの生理的作用を助けてくれる。

浮き草の繁茂と水槽への影響を少し考えてみる。良好な生長を見せ、水槽上部全面を覆ってしまった状態は、水面からの酸素の溶け込みを著しく妨げてしまう。したがって、少なくとも水面の1/3〜1/2の面積は、水面をむき出しにして、浮き草のない状況にしておきたい。つまり、一定以上殖えたら除去してゆくのがよい。これを「管理」の一つとする。過ぎたるは及ばざるがごとし、の典型例である。水面からの酸素の溶け込みを妨げることは、今いる水槽内のサカナに対してというよりもむしろ、バクテリアへの影響を考慮する。ブリラントなのでエアーリフトだ、それで問題ないのだが、時としてエアーが弱くなってしまっていて、空気の供給量が著しく少なくなっている光景がときおり訪れる。ここは幾重にも意識し対処しておく。ヒトであるから、エアーの量が少なくなっていることに気が付かないこともあるからで、いじりたくないタイミングで順調に稚魚が殖えていたりすると、この水面からの酸素量に関しては、意外なところで足をすくわれることがある。これもイタイ経験からのアドバイスとして記憶の端っこにでもとどめておきたい。






一定量を定期的に除去できるようになると、水槽からの引き算がそれで成立しはじめる。換水を極力おさえ、日々のブラインをプラスしているこの行為から、水中に溶存している物質を、換水なしでいかに引くことが出来るか。これを少しでも手助けする行為。引き算を換水でまかなうことが出来ればあまり難しくない。環境の変化が大きいのであれば、換水以外の手を考える。それが浮き草をガンガン増やすガンガン捨てる行為につながる。
時として、浮き草は水槽を選ぶ。そう、どうしても枯れる水槽が出てくることがあるのだ。うまくゆく水槽・浮き草がてんでダメな水槽、前者がサカナにとって良好で後者が決してダメダメなわけではないので困りどころ。つまり、浮き草が枯れる環境であっても、サカナはへっちゃらである、むしろ見た目はそちらの水槽の方がよく見えることもある。そうです、浮き草が好む環境とサカナが好む環境が必ずしも一致しないのである。模式的に説明するのであれば、サカナが良好な環境を図解し「円」で表現するとしよう。同時に浮き草が好む環境も「円」で表現する。この二つの「円」が、重なった場所、ここでサカナと浮き草がうまくゆく「合集合」の部分、これを頭に描く。それぞれの良好な部分は、この重なる部分以外にもあるので、浮き草がダメであっても必ずしもサカナにとってダメダメな環境ではないということも知っておく。ただ一方で、両者が良好の環境を維持出来れば、さして難しくなく「引き算」が成立してくれるので、そこを目指すことは悪くない。






浮き草がダメな水槽は、また入れてもまたダメになる。しばらく置いてから投入するか、何かしらの改善を図り、そのあとでまた投入するようにする。結果としてまたダメならば、水槽環境は前のままだとして、過度にいじらずまたのチャンスをうかがう。これは、サカナの好みと浮き草の好みが異なる領域にあるのだなと判断し、水槽をいじりすぎてサカナの環境までも冒してしまわないようにするのが賢明である。場合によっては浮き草の育生にこだわりすぎないことも必要になる。何よりこの水槽はアピストを楽しむために維持しているわけで、こんな時は本末転倒にならないように自らを律するのがよいであろう。そのうち、また殖えるようになるので、やはり「時間」にここは消極的ではあるが解決してもらうのがよい。






 8/18(日)


スーパーコケまみれ。至極、観賞には向かない風景・・・。




アピストの稚魚育成において、なんら問題はない。(笑)






同居の家族からは、大ブーイングを浴びることになる。

それに引き替え、順調な稚魚たちの成長を垣間見ることができる。この間、このコケを除去してはならない。






ブラインの雨と母と仔と、そして苔々・・・。

安定した環境。コケがそれの一役をかっているという現実を一度直視しておく。







水槽の中、すごいコケだ。ふ化からひと月を過ぎ、稚魚の目減りはない。これも一つの現実・・・。






小さな水槽内での「環境」を考える上で、コケの与える影響は無視することは出来ない。水草水槽やキンギョの水槽、そして一般のアクアリウムの趣味において、基本的に御法度とされるコケ。見た目が悪い、そもそも観賞に堪えない。きたない、とも言われて忌み嫌われる。間違っているのは「コケの発生」イコール「環境が悪い」という発想。コケがいけないといったい誰が決めるのだというおはなしになる。これも視点の転換による考えなので、一般としては今日の話は聞かなかったことにしておけば良いのです。

趣味としてアクアリウムを楽しむ場合、見たいもの以外は見たくはない。至極当然。ただそれが、環境として不安定かどうかということになると、必ずしもそうとは限らない。単に、人間向きに理想の環境は「コケ無しのピカピカ」の状態であると仮定しての話だからだ。ここでは、そもそも「自然環境」とはなんぞや、というところまで踏み込むことはない。コケ無しの状態が、環境として本当に安定した状態なのか、そこまで考えて踏み込むこともまずない。ここでは単に、「理想の環境というものをコケのないピカピカな状態としよう・したい」としたニンゲン側の意志が働いて、そう仮定しているに過ぎないことを、少し冷静になって考えてゆけばなんとなく分かってくる。ただ一方で、人為によるアクアリウムの趣味の世界であるがゆえ、人の意志でそれを「コケ無しの環境を理想の安定した環境として定義する」としてみれば頷けてくるのである。趣味の領域から逸脱しない、ある種の宗教観の元でそう定義している、ここではこれ以上でもこれ以下でもない。

それがいけないかどうかについては、もはやどうでもよく、趣味の世界であるからこそ、受け取る本人がそれをどう考えるかどうかにかかり、それ以上追求することがなければ、そこであえて留まり、ひたすら定義した理想の環境とやらを追求すれば満足が得られるだろう。やはりこの場では、それがナンセンスか否かというおはなしには至らない。

さて、いったん水槽からはなれ、大自然の環境に目を向ける。水辺の自然の環境というものはまさに多様である。アマゾンの水中風景というものをwebなどのインターネットの世界やTVなどの映像を通して垣間見る機会がある。清流の美しい光景を目の当たりにする一方で、茶色のワタゴミのようなコケに覆われた水中風景もときおり目にする。これが自然だ!アマゾンの水中風景だ!といわれても、まだここではしっくり腑に落ちては来ない。点で見た風景をそのまま受け入れろといわれても、そう簡単にはゆかないからだ。ここでブラジルの自然の様子に固定して考えてみる。アクアリウムからしばし離れる。水位の上下があるという。日本ほど四季という概念ではなく、大まかに雨季と乾季という形であることを知る。一つの河川で水位の上下が数十メートルの差に及ぶことを知る。もはやここでその自然環境をうまく想像することが出来なくなる。日本にいればこれはなおさらのことだ。環境という一定のエリアで考える場合、狭いエリアでそれを追ってゆくと、完全水没と陸地、のようにもう両極端になってしまい考えが及ばない。もう少しエリアを広く取る。最大水位でも水没しない陸地があるぐらいまでの広さで環境をとらえてみる。そうして考えてみると、これはかなり広い(笑)
。一つの岸辺では、水位の上下幅が大きすぎて、定点観察に向かないからいたしかたなし、というところだ。やばい、今度はあまりにデカ過ぎて、普通に自然環境を想像することが、すでに難しく思えてきている。ここでやっと大自然のでかさを実感する。水槽環境に自然を持ち込んで考える、ってことがそう簡単ではないことを知るようになるのである。

再びここで、強引に自分の家のアピスト水槽に立ち帰る。水槽の環境、コンディションの善し悪し、コンディションの波の変遷、と流れで水槽を追うことが出来ると、自然環境に照らしてみることが出来るようになってくる。点で見ていたデータ、つまり数値や、その時々で翻弄されるサカナの様子、産卵とか調子を崩したとした状況の変化がそれだ。原因がありそして結果としてそこに至ったことを徐々に受け入れられるようになる。点で見ていた数値や状況を、こうして線でとらえられるようになるとスムーズだ。教科書には書いていない。自らの1本の水槽を、過去に振り返り前の状況と今との比較。これの蓄積、つまり経験がいるのである。幾重にも幾重にも、失敗もあるであろう・知らずうちに好結果を得ることもあろう、すべてこれらを経験としてしっかり蓄積してゆくこと。そしてフィードバックさせて今に反映する。やれることはこれしかない。学び、対応したとしても、ここではやはり「環境」への対峙と、趣味としてのサカナ飼育の両輪で物事を判断してゆくことになる。深く追求すること、他の視点で水槽を見てゆくこと、つまり環境としてみることのアクセス。

日々移り変わる水槽のその様子を頭で描きながら、目の前の趣味で飼っているサカナに対応する。これに尽きる・・・。

ところで、コケコケはどうしてくれようかと、いまさらながら元に戻ってみる。コケと水草との対比。なんだ見た目の問題じゃないか、と単純であることに気が付く。でもそれは目を伏せたい。キレイに見える水草は良し、家族受けが悪いコケはナンセンス。ここで一定の人々が脱落する。これは積極的に脱落すれば良いのである。なぜならば、うまく脱落できなければ家族から相当なダメ出しを受けることになるからである。「アンタ、いい加減にしなさい!」「こんなにしているのなら、ここに水槽おいちゃダメよ。すぐに片付けなさい。キィー!!!」自分の立場も水槽もなくなる方向に向かってしまう・・・。脱落できなかったヒトがどうなるのかというと、「フムフム、水草もコケもそういやぁ〜光合成しておるわな。」と、ここに気づいてしまったら、さあ〜おしまい。コケを水草に例えてしまおう、光合成!?、つまり葉緑素が同様に存在するわけだ。

「光合成をしてコケが増えた分だけ水槽の中の物質が減っているのだな。おっと、引き算成立。この手があったか。そういや〜、アマゾン水中風景でもでホコリみたいなコケが全面を覆っていたよな。そりゃそこになんかわくわけだ。安定した環境!?、あっやばい!!またかあちゃんにしかられる。よし、この水槽も自分の水槽部屋に移動だ、よしよし。」

途中で脱落する方が良いのである。コケはコケとして忌み嫌う方が健全なのである。コケのない水草水槽ばんざい!!よし、それはリビングに置こう!!。しっかりかぁ〜ちゃん対策をしておかねば。これからは二重人格でゆこう。かぁ〜ちゃんの前と普通の熱帯魚屋さんの店員の前の自分は「コケが出る水槽は不安定」というギアで。ヤバイあの店でしか受け入れてもらえないコケコケ水槽のあのはなしは、あそこだけですることにしよう。でもあの店、オレ以外にもお客でコケ星人がいたよな。やっぱりあまり近寄らないようにしよう〜。(笑)




 8/17(土)


先日ご案内いたしました新企画「IAPLCゼミ」のお申し込みをちらほらいただいております。さまざまな反応をいただいておりますので、今日はもう少し詳しくご案内申しあげます。


     「はじめての IAPLC対策 アクアゼミ」
・日 時 8/31(土) 18:00〜

趣味としての水草水槽は経験があるけれど、これまでADAのコンテストに出品するまでもなかった、もしくは出品してみたけれども順位がかんばしくない。もし何かコツなどがあるのであれば聞いてみたいなぁ〜。そんなお声を察知いたしまして、新たにこうした企画を考えてみました。もちろん今回は新企画につきまして、アクアゼミ自体はじめてご参加なさる方々も想定しております。

・場 所 An aquarium. 3F
・受講料 ¥500-
・定 員 20名
・講 師 志藤 範行An aquarium. 代表



An aquarium. が中央区銀座から文京区の音羽にお店を移動してからはや4年目をむかえています。長い間ADAのコンテストに出品しながら、これまで多くの水草レイアウトをなさるみなさま方と接してきております。5,6年ほど前からは、「T.A.U.」というレイアウト集団の組織を作り、率先して上位入賞を目指してのアドバイスを行ってきております。
自らの出品水槽を後回しにしながら、特にここ数年の間は自ら「コンテスト対策」と銘打って、多角的に深く上位入賞者たちとの向き合い方の差異や、順位などの結果をいかに受け止め次年の結果に結びつけるかということに注視しながら、考えまとめてきています。そして店頭にてお越しいただく方々に、そして特に「T.A.U.」の組織の中で、少しずつそれらを反映させてきております。今年は例年になく分かりやすい形で、その効果が表れました。
実は「コンテスト出品」にあたりまして、オープンに語られることのないコツのようなものがありまして、聞いてみると『そりゃそうだよな!』的なさして難しくもない、単なる考え方や視点の違いなのだな、ということに気が付きます。今回はそれをメインの話題として、基礎的な部分をまとめておはなししてみようと思いました。参加することに意義があるとした受け身の姿勢ではなく、積極的な参加によりその向き合い方が少しでも高まり、そしてこの趣味がさらに楽しくなってゆくのであれば、これは何より嬉しいことであります。「とりあえず出品してみたけれども、なんだかこんな順位くらってしまったけど、じぇんじぇん意味がわかんない・・・」このお気持ち、よく分かります(笑)。ワケ分からず、一人悶々と来年も出品するのも良し、出品に際しての予備知識を踏まえてステップアップを目指すのも良し、これは趣味の楽しみ方ゆえ、わたくし自身口を差し挟む余地なし、と考えています。ただ、ADAコンテストの広がりをみせる中で、そのコンテストはどう評され
どう取り組むべきかを知ることで、受け身から積極的で前向きな参加の仕方に見事に変わってゆきます。半分背中を向けながらやってみるのか、正面から取り組むのかで、これは初めから大きな差になってしまいます。もしお望みであるのであれば、短い時間ですが「IAPLC対策ゼミ」として、一度簡単にまとめておはなししてみます。視点の違いや追求の方法、そして結果の受け止め方を知ることで、「IAPLC」の全体像が見えてきます。もしご希望の方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご参加ください。これまで表に出ることはなかった分かりやすく、そして具体的な解説をご準備してお待ちしております。





本日閉店時までで、ご参加者6名いらっしゃいます。An aquarium. の3Fのスペースの関係で定員を20名までとさせていただいておりますので、ご参加ご希望の方はご都合がつき次第おはやめにご一報ください。メールもしくはお電話にてお申し込みを受け付けています。ご参加費は当日でかまいませんので、お席のご予約のみお願い申しあげます。







「IAPLC」出品に当たりましていたずらに「T.A.U.」への勧誘はいたしませんのでご安心ください。なぜなら、あまりに本気の集団だからです。とは言え、メンバーのみなさまは比較的ご近所の方や沿線の方が多く、水草好きでレイアウト好きな、言うなれば一般の方々です。閉鎖的な雰囲気はありませんが、言うなれば、なんとなく気が付いたら仲間入りしちゃっていた・・・、なんて方々のみです。もちろん本人の意志もありますが(笑)。何度も通っているうちに引きずり込まれていた、そんな様相でしょうか。みなさんとても楽しそうですが。
ちょっと本格的にはじめたい・加入したい!といっても、あまりにもピュアですぐには馴染めないと思われますので、こちらの領域へと足を踏み込みたいなどという奇特な方がいらっしゃったのなら、まずはAn aquarium. のしとうとの今後幾度かのやりとりの中で様子見をするのがオススメであります。




「T.A.U.」自体の活動は、お店に比較的楽に集える、ということも大きな壁となります。気が付いたらメンバーたちと自然に打ち解け強引に仲間に引きづり込まれていた、そんなパターンが理想かと思われます。人種的には、みなさんレイアウト談義以外のところではとても穏やかで排他的ではありません。もしここが、心地よい場として感じていただけたら幸いです。メンバーのみなさん方も、熱いあなたのご参加はいつでも歓迎してくれると思います。実際のレイアウト水槽の構図を決めるところから、手直しなど、どうしても音羽のお店に直接足を運ぶ機会が多くなります。そうした中で、ときおりT.A.U.のメンバーたちとの遭遇もございます。目標を一つとして自然に生じた強い結束がありますが、単にレイアウトが好きでやっているんだ!とした方々には特に優しくアドバイスなどもいただけます。やばい人がいないかどうか、ここでもしっかり下見が出来ますのでご安心を!!(笑)







 8/16(金)


画像を少し。まずはトゥッカーノテトラから。





【 トゥッカーノテトラ "Rio Uaupes" 】
1尾 ¥2,800-
※ きれいどころを撮っただけです。こんな感じですでに、残15尾となりました。



ウアウペスの河川の色と同じカラーです。いやはや少しまいりました。
時間をかけてチョイスしています。ヒレ先が白いのは、まだ擦れが治りきっていないせいです。さっそく本日よりお渡ししています。状態良好ですので、経験者なら問題ないレベルですね。撮影はきれいどころをおさえていますので、もう少しまだ薄い個体もいます。ちょいと良いものが欲しい、そんな方々向けに、今回少し時間をかけて発揮してきました。










【 イエローブリタニ 】
1尾 ¥680-
※ 特価継続です。あまり動きませんので、予定より多めに入手する感じが良いです。ナイスなサカナです。







※ 訳あって、2尾のみ。今回はこれでおしまいです。次回がいつになるかは分からず…。










 8/15(木)


仕入れに出ています。今日はもっぱら昨日のフォローです。(いつもより早めの時間にアップしています!)

・ブリタニクチス アクセルロディー【Brasil Manaus便/WILD】・・・・・・珍しくマイヤシーではない。訳あって2尾のみ
・トゥッカーノテトラ【Brasil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・・・時間をかけた吟味ネタ。何が違うのでしょうか…。
・ダイヤモンドペレズ(XL)【Brasil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・これも訳あって5尾のみ。かなりいけてます。
・イエローブリタニ【Peru便/WILD】・・・・・・・・・ペルー便、ここ半年以上入荷が少ない。前回もすぐになくなりました。
・ナンノプトポマ sp. "Zebra"(ボルケーノ)【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・少し補充しています。
・ゴールデンハニードワーフグラミー

これにて終了です。少し変わったおさかな版のセレクトショップの役割をしっかり果たしてきています。ダイヤモンドペレズは高いです。5尾まとめて¥5,800-。お好きな方はたまらないでしょう、この5尾セットは。採れたてワイルド・でかいしかもかなり・・・。店頭でご堪能ください。トゥッカーノも選んじゃうととても良い感じです。デカ目しかもハデ目、といいましても入荷サイズは知れていますので、これからお楽しみくださいサイズです。ブリタニはアクセルロディーだと思います。いつもマイヤシーでドハデなのですが、なんだか一日たっても色がまだ出てこないな〜と見ていたら、今回はアクセルだと思います。2尾だけなので、お一人様向け2尾セットで¥8,800-です。
あとはペルー便。イエローブリタニ、お持ちしております。いいサカナです。ここ数年来で、一番入荷が少ないです。また30尾ほど連れてきていますのですぐの売り切れはないと思いますが、念のためおはやめにどうぞ。1尾¥680-で、サマーセールから引き続きの特価にてサービスさせていただきます。。ボルケーノは2週間前に入荷した物の残りから5尾ばかりチョイスしてきています。オトシンは総じて在庫期間が長く色が落ち着いているのが良いです。1尾¥2,500-にてさっそくリリースいたします。






コンテスト結果が出たところで、さっそく始動しますよ!!

今月末に「はじめてのIAPLC対策ゼミ」を企画します。しっかり上位をねらおう、ただひとりでだとどうしていったら良いのか分からない、頼るお店もないし・・・。こう感じているあなたのために、かみ砕きポイントと視点をしっかり定めながら、ざっと行く先の不安を払拭してみたいと思います。
講師はしとうが行います。上位陣へ対してのノウハウをおしみなく盛り込みながら、不安な過度での後ろTHEさえになれば良いなと考えています。あえてしっかり受講料をいただきます。有料ゼミであること、決意表明とやる気の度合いとお受けさせていただきます。その分こちらは倍以上返しのつもりで、内容の構成などをしっかり準備しておきます。普通のキレイなレイアウト水槽から、ヒトに評される水草レイアウトのポイントを、分かりやすく丁寧に解説してみたいと思います。それと、コンテストまでいかに自身のボルテージを上げてゆくか、このあたりも重要ですので、こちらもしっかり詳説してゆきます。
また、今年のコンテストで不本意ながら下位に甘んじてしまった方や、きびしい洗礼を浴びてしまった方々にとっても、目からウロコ的な内容満載になると思います。無所属・CAJ・TAUなど、そうした枠組みや垣根などなくした感じでお話ししたいと思います。

   「はじめてのIAPLC対策ゼミ」

      ・日 時:8/31(土) 18:00〜
      ・場 所:An aquarium. 3F
      ・受講料:¥500-
      ・定 員:20名
      ・講 師:志藤 範行
An aquarium. 代表


3Fの収容人数の関係で20名限定とさせていただきましたが、おそらく締め切ることなく当日を迎えられると思います。初めての試みですので、みなさま方からのご要望がいかばかりか、予想することが出来ません。したがいまして、事前にご参加表明をお寄せください。つまり事前のお申し込みをお願いいたします。調節店頭にて、またお電話もしくはメールにて、ご予約をお受けしたいと思います。ひとりでがんばるあなたを応援いたします。しとうがダイレクトであなたに語りかけますので、ここはどうぞお気軽にご利用ください。

CAJもしくはTAUで、今年の結果が不本意であった方、途中のご参加で十分に基礎を把握できていない方、もう一度おさらいをしておきたい方など、ご希望の方はぜひどうぞご参加ください。今回は有料ですけど…。(笑)

それでは迷えるレイアウト好きのみなさま、お会いできる日を楽しみにしています。








CAJならびにTAUで、6月の「セッション4」にご参加のみなさま、たいへんお待たせいたしました。来たる「8/24」は、あなた方のためにAn aquarium.は臨時休業してイベント開催。なんて、いやらしくももったいぶっちゃって、でも8月はさしてお店の営業は忙しくないので気にせんで良いのです。そうです、待望の「セッション5」をやります!!

前回の予想順位の投票からはや2ヶ月、「2013 IAPLC」の結果まですでに出てしまいました。前回を踏まえまして、反省会と予想順位と実際の順位を対比させそれをステキに活用しながらの「セッション5・スーパーIAPLCゼミ」開催となります。さっそく次年の「2014 IAPLC」向けて、力強く第一歩を踏み出しましょう。そう、まずは論理武装からです。

今回は不本意ではありますが「閉じたイベント企画」であります。T.A.U.ならびにAn aquarium.ご出品組の中で、事前に画像をいただいている方はご参加可能な方が少しいらっしゃいます。心当たりがある方はぜひお声がけください。


当日の内容は、来年に向けての大事なお話が満載となります。高い志に報いるようしっかり準備して実りある一日とさせていただきます。しっかり努めます。再びまだ慣れない「プロジェクター&Keynote」にて、たどたどしく行います。アッとと、その前にご好評小野氏のレイアウトゼミも、前回同様に体育の時間としてご用意しております。お楽しみに!!

今回もすごいよすごいよ・乞うご期待!!!



まだあるけど・・・。盛りだくさんになり過ぎなので、また今度にしますね。(笑)







 8/14(水)







ブラジル・マナウスから、久々にネタの到来!!

・Iv. アドケタ "Tuccano/Rio Uaupes"【Brasil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・・今期採れたて、初登場です!!
・Ap. ゲフィラ "Brcelos"【Brasil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・先月のグリーンドワーフと同時期採集の個体!!

ウアウペスネタ、昨年は9月アタマが初でした。今回は通常のトゥッカーノテトラと一緒の入荷パターンです。つまりは、同様の場所で採集しているのですね。個体が単なる現地輸出業者のストック物か、はたまた採って間もない物かは実物を見るとすぐさま分かります。言うまでもありませんがこれは経験によるところです。地色がなかなかキレイです。サイズはいつもより小さめで、雌雄判別後にリリースさせていただきます。上物ネタですので、あまりお安くはありませんが、興味のある方はお早めにどうぞ。今回は総勢10尾程チョイスしてきています。
ゲフィラは、先月の採集ネタですね。いずれにしても新規ネタです。良いところを選んできていますが、さらに上位ネタが2ペアだけおります。これが、ゲフィラのくせになかなか良いですよ(笑)。プラケ画像ですが、とりあえず速報として載せておきます。ペア¥5,800-、上位コースで¥9,800-の予定です。ちなみに、下の画像は58コースです。















これらはいずれも、水槽収容前のプラケでの様子です。





アドケタはまだしばらく調整しておきます。雌雄をしっかり確定してからのリリースとなります。ネタはサイズがさほどではない割にかなりいけていますが、今しばらくかかりそうです。少しお待ちください。

ゲフィラは一方で、もうすでに発揮してくれています。水槽内画像をおさめておりますので、ご参考までにどうぞ!


















【 Ap. ゲフィラ "Barcelos" 】
ペア ¥5,800-
※ 珍しくも、とても良い感じです。このレモンイエローからオレンジへと徐々に変わります。(残2)












【 Ap. ゲフィラ "Barcelos"(A-class)】
ペア ¥9,800-
※ かなりいけています!もちろん♀も少し大きめチョイスです。(残1)





 8/13(火)


「2013 IAPLC」の順位結果が先日ようやくwebで公開されました。

An aquarium.では、かねてから「コンテスト出品」に向けたサポートを店頭にて実際に行ってまいりました。熱意ある同志を集いお声がけをして、その結果が今回ひとつの形として表れました。
今から10年ほど前とは様相を異にしており、ふと気がつけば海外勢にその勢いを持ってゆかれております。単なる熱意のみでは上位陣に食い込むことが不可能であることが、毎年回を重ねることで目に見えるようになりました。そこで5年ほど前にその "敗因の分析" からはじめ、我々にとって足りないもの、上位陣の考えていること(つまりアタマの中味)、そして審査員のアタマの中などを、文字通りなせるだけ多角的に検証しながら考えました。

『この視点が大事なのではないか・・』など、毎年新しい仮説を立て、発表後のパーティー会場に足を運んでいます。そういう眼で参加するのは今年で6年目。これまでそこそこの蓄積がなせましたし、今後も毎年刷新してゆくことになります。サポートする側に身を置いていますので、そのお手伝いの手法は明確であり、やりたいことを実現するためのお手伝いであります。制作者の希望をより具体的にして提案を行ったり、複数の「絵」があれば、どちらの方が水草水槽としてやりやすいか、そしてどう組み上げ見せてゆくかという、具体的な話になってゆきます。常にみなさんの顔色をうかがいながらこの作業をくり返し、本人の納得具合をハタ目で確認しながら行っています。理解度や本人がどう受け取っているかなどは、対面しながら行っていますので比較的分かりやすく伝わってきます。そぐわぬ表情の時はまた違った角度でおはなししてみたり、ご希望であろう手法を提案することで、「自分でやって見たいもの」に近づけてゆきます。要するにしっかり希望の順位に入る可能性を、すでにこのあたりから見通しながらそして常に「個を尊重」されながら、こうして模索しているのです。

今年の出品作品をスタートするときも、同様にお一人お一人とこれら初期の打合せ作業を丁寧に行っています。この時、こちらでもみなさんの本気度や心の温度などをこっそり推し量りながら進めていますので、まだ気の入りきらない方々へはさほどあえてつっこまずに、単に相手を尊重するだけのアドバイスに徹するようにしています。つまり、望まぬのならあえて入り込まない姿勢です。こちらでもやはり "個々の尊重" を意識しているのです。
そして、なんどかのやりとりが続き、互いにあきらめたときに(笑)、ギアを一段ずつ上げてゆく、そんな感じですね。

誰にでも平等に通り一辺倒のおはなしをするわけではない。常にヒトを見て対応しています。どなたでもお越しください!というわけでもない。困ってるんだ、しっかりがんばるから、手を貸して欲しい!!こんな気持ちにご対応させていただいているだけなのです。もちろんここは倍返しで。やりとりが苦なら一人でやればいい。限界を感じたのなら、そっと門をたたいてくださればいい。こちらはいつでも「心の温度」への対応を万全にしてそっとお待ちしているだけ。そう、本当にただそれだけなのです…。




日常の忙しさの中で、つい夢中になり楽しむ趣味の世界。はたからすると "無駄" と思われるその時間が、当人にとってはかけがえのない時間に変わるとき。まんまとだまされ来てしまったと後悔するやいなや、同様の思いでここに集う不思議なヒトと一人遭遇し出逢う。さほど時間がかからず、自ら見出したその空間は他と共感する何かがあったのだと、少し不安が減ってくる。次に、同様の立場の方々の "のめり込み具合" を察知することになる。ここは逆に「なんだ、これで良かったのだな!! 」と、やがて自らの背中を、まさに自ら押すことになる。

他へのダメ出しを強いられるようになる。何も言うことが出来ない自分との対面をはじめてすることになる。指摘できないことは、分かっていないということを知る。少しがんばって、そのレイアウトの欠点を探すようになる。そして口に出して言ってみる。こうして常にトレーニングの場があり、アタマの中で少しずつ独り立ち出来るようになってゆく。重ねた回数や、重ねた時間、熱くなり高めた自分自身。。。

そして、結果がついてくる。「2013 IAPLC」の結果がそれだ。まさに目に見える形。何が変わったのか、前より少し楽しくなっている。これは間違いない。小野さんやしとうのおかげなのか、いいやそれはわずかなものであろう。
何が変わったのか、それはまさに出品者本人、つまりは単にその前とは明らかに自分自身が変わっただけなのである。

T.A.U. ならびにAn aquarium.に集う人々、2〜3年前から少しづつ、そして今回目に見える形でそれが表れた。昨年より熱い人々がわずかばかり増えた。総出品数は25作品だという。その中でしとうが把握しているのは21作品。店頭にお越しになり画像のやりとりがあった方々だ。出品締め切りのあとで画像を見せていただいた方々は16名。


これがその全貌です。先の「セッション4」で使わせていただいた画像集。パーティー開催の前なのであえてこのようにご提示させていただいています。特に上位の2作品は、当日のパーティーまで楽しみにお待ちください。この画像サイズで、なんだかやりたいレイアウトの雰囲気が見えていることが実はポイントのひとつです。結果はすべて、ここに集うみなさんの「心の温度」の高さが示したものであります。よく頑張ってついてこられました。うれしいですね、やってきて良かったです、泪が出ます。いまさらここで、みなさんの熱意に敬意を表したいと思います!!
そして、把握している21作品の結果が以下の状況となっています。

   ・1〜27位・・・・・・・・・・・・・・2名
   ・28〜50位・・・・・・・・・・・・・3名
   ・51〜100位・・・・・・・・・・・・4名
   ・101〜200位・・・・・・・・・・・1名
   ・201〜300位・・・・・・・・・・・5名
   ・301〜400位・・・・・・・・・・・1名
   ・401〜500位・・・・・・・・・・・なし
   ・501〜600位・・・・・・・・・・・なし
   ・601〜700位・・・・・・・・・・・なし
   ・701〜800位・・・・・・・・・・・2名
   ・801〜900位・・・・・・・・・・・1名
   ・1301〜1500位・・・・・・・・・2名

21作品中、15作品が400位以内にいる。さらには10作品が200位以内に位置しています。
最後の仕上げ段階で、プライベートで忙しい状況が続くなどして打合せが十分でなかった方々は残念ながら下位に甘んじています。ツメが不十分だったという、その理由も明確です。あとはばらしちゃうと、カメラマンの笹生さんが内輪での最下位。これは至極当然でありまして、なぜなら我々にただの一度も何も聞かずに出品したおかげです。(笑)
単純にヒトが評するコンテストの場なので、画像にしてそれをヒトに伝えられるのが巧みかどうかという、明確で単純なところにまずはスポットを当てること。ここでみなさんに伝えることが出来るとすればこれが第一にあげられるかも知れません。うっすら見える上に掲示したレイアウト画像集を見ても、それをなんとなく感じることが出来るでしょう。簡単に申しあげればこんな感じであります。

さてさて、上位に食い込んでどうするのか。それはその先の目標があるのです。単にグランプリを獲得しようとか、そういうことではないんです。ヒトに伝えたい、ヒトに見せたい、「自分のやりたい自分スタイルのレイアウト」をいつの日かお披露目したいのです。特にT.A.U.のメンバーたちはそれを密かに目論んでいます。その前に、やらねばならないことがある。個々に世界標準の上位陣の視点、世界で通用するレイアウトの表現を学ぶこと、そして身につけること。何が良くて何がダメなのかを、しっかり把握することです。その上で、本来の自分スタイルをさらに追求してゆきたいなと、こう思っているのです。いつの日か、いや、近い将来この仲間内からグランプリ作品を出してみたいとは思っています。ただそれは、あくまでも通過点としてとらえ、互いが互いを研ぎ澄ましながら、いい大人になってからこうして夢中になって楽しめる、そんな時間を共有しながら大事にしてゆきたいなと、そっと思っています。

時間があるというのはとても豊かなことだと思います。もしその時間というものをこの場にさいていただけるのであれば、ぜひ積極的にお手伝いさせていただきたいと思っています。T.A.U.は非常にオープンです。心の温度の高い方々に対しては、とてもオープンです。つまり、それが唯一の加入条件。その前にAn aquarium.に苦なく集うことが出来ること、これも大事な条件ですね。なぜならそれはT.A.U.が「Tokyo AquaScape Union」だからです。ただ、東京限定というわけではなく、なんとかときおり顔出せますよ、そして温度高いですよ!とした感じでお受けください。なにより愛知の中村氏、彼もしっかり構成員です。気持ち、通じてますから…。





前から申しあげていますが、無為に商品を売られることはありません。どちらかというと、こんだけやってくれるのならこの店で買い物をしてあげたいな!と、単にこんな関係を目指しています。思いを同じくする、もうひとりの自分との出会い、同じ気持ちのヒトがまた一人増えてくれることに喜びを感じます。そりゃ、注いだエネルギーに対してもうかるかといっちゃダメダメですよ。だからこそ、自分自身も楽しみながらしっかりとお手伝いしたいワケなであります。

時間がもったいない方、ぜひお越しください。そりゃ簡単なもんでもありませんけど、最短でしかもディープに楽しんじゃいます。人が増え人が集い、以前より増してさらに優れた別の脳みそがさまざまな知恵を出してくださいます。CAJのみなさん方や、世界中のレイアウト愛好家の方々もちら見えします。もしこうした場で、何かを感じていただけたのなら、ぜひ近いうちにお越しください。さっそく来年に向けては、1本目は今年の11月末まで完成のつもりで、そしてもう1本は来年の3月末まで完成予定を目標にしています。

ぜひどうぞ!!





楽しい水草水槽を趣味としていて、せっかくだから自分の水槽も応募してみよう。順位などは二の次で、でも少し気になる。これが多くのお声としてみています。一般的な「IAPLC」への向き合い方として、何かしらの制限がそこにあるわけではありませんので、もちろん自分スタイルで楽しまれるのが良いと思います。毎月発刊されるアクアジャーナルや、web、そして多くのブログなどの情報を元に、今年の自分なりというものを、1年に一度のお祭りで楽しむ向きはとてもオススメであります。

ここ数年でのコンテストブックで見受けられる上位陣のハデなジオラマスタイルの作風が目につきますが、実のところあまりこれまで気にしていなかった目立たぬ作品に上位入賞のヒントがあることを知っていましたでしょうか。「わたしはあまり興味がない…」そう思える作品を要チェックします。事実、その順位であるということは、世界の審査員がそれなりの高評価をしていることはぬぐうことができません。つまりそれが評されている「ワケ」を自分なりに探るのです。実際にそうした視点でコンテストブックを追ってみると、新たな視点を手に入れることが出来ます。過去のコンテストは、せいぜい2〜3年程度さかのぼるだけで良いです。余力があればそれ以前のを少し入手する程度で十分です。注視すべきは特にここ1〜2年です。今年のものが発売されたのなら、即時に入手し、特にそのあたりをチェックしておきましょう。もちろん、まずはお気に入りのレイアウトを探します。自分なりに上位と下位の比較をします。ここから、どうしてこの順位なのかを探ってゆくのです。初めは好みで見ていって良いのですが、主観を入れてみてゆくと曲がった解釈をしがちですので、基本的にはそのまま「その順位」を受け入れるようにします。とは言っても、「下位のこの作品の方が良いな〜」とやはり感じてしまうものですので、ここで過去のコンテストブックにさかのぼります。昨年の傾向はどうなのかなと・・・。
検証の仕方はこんな感じです。下位作品の多くは、以外にも残念なことに画像で損をしていることが多いです。人が見て判断するわけですので、ある程度以上の画像での表現も大事になります。今年は残念ながら土俵に上がることが出来なかったと実感されている方は、自らの状況を少し振り返ってみるのも良いです。あとは、単純に画像での評価ですから、二次元にしたときでも、「空間」と「奥行き」を一枚の画像で上手に表現できているかどうか、ここを強く意識します。これは、結果としてどうこうというよりも、コンテスト出品を決めた水草レイアウトで普段から
これを意識した作風にしてゆくことです。もう一度いいます、「空間」と「奥行き」を一枚の画像で上手に表現すること。まずはここからです。これを画像で伝えることが出来たら、全作品中の1/4ぐらいであれば、ひとりで楽に押し上げることが出来るでしょう。

今年、不本意な結果に終わった方は、ぜひ来年はこのあたりを強く意識して、来年のコンテスト作品を仕上げてみてください。ぜひみなさんで日本の水草レイアウトのレベルアップを目指しましょう!!

また別の機会があれば、気が付いたことをお知らせしたいと思います。
待てない方は音羽のAn aquarium.へ。いつでもお待ちしています!!




表通りからは1本裏の、いつも片付いていない、、、そんな小さなお店です。(笑笑)

一人でなせることは知れていますが、精一杯熱い想いにお応えしたいと思っています。やはり、ここは最後にお越しください。粋に感じたらご利用ください。そう感じていただけるよう、これからもそっと努めてゆきたいと思います。






 8/12(月)


発売以来、ご好評です!!


ApSand
【 ApSand(エーピーサンド)
1袋 ¥600-
※ 初の「Apistogramma専用サンド」として企画。1袋で36cm水槽2本分の量です。



アピストをターゲットにして考え準備しました。2013年のAn aquarium.オリジナルの企画品です。想定しているのは、スポンジフィルターを使用した今では一般的なアピスト水槽のスタイルでのご使用です。舞い上がりにくく、かつ非常に細かいため、アピストの習性を考慮すると非常に有効です。実はこの色合いも絶妙で、実際に使ってみると、あえてここで説明せずともそれが頷けます。
この製品は何度もきれいに洗っておりますので、角を切ってそのまま水槽に投入可能です。細かな砂ですので、各人での洗浄により過剰にながしてしまい量が目減りしてしまった、ということを回避するため。それと、何よりこちらでオススメの分量を正確にご使用いただけるようにと、すぐのご使用を想定して準備しております。つまりキレイに洗ってありますので、半分量でそのまま36cmジャストのオススメ量を実感していただけるように!ということですね。繰り返しになりますが、洗っていたら量が減ってしまって、しとうが意図した量とは違う分量になっていた…、なんてことにならぬように、もうこちらで先回りしての配慮です。

さて、別に30C用のサイズでもご準備しております。「ApSand(for 30C)」として、ちょうど良いように分量増量してスタンバイがございます。こちらは¥700-。同様に1袋で2本の水槽用の分量にしております。

発送でのご利用の場合は、お振り込みであれば「1袋¥680-」これは送料込みです。複数袋の場合は、これに数量をかけるだけです。メール便での発送ですので、代引の場合は通常の発送料金と代引手数料を申し受けます。
「for 30C」 であれば、「1袋¥780-」にてお受け可能です。これもお振り込みの場合ですね。代引のご希望の場合はやはり、上記と同様です。切らさず常備するよう心がけています。










 8/11(日)


たいへんお待たせいたしました!!


アクアバイタル 緑


なんでか二便に分かれて、ふたつ目の荷物は本日昼にようやく到着しています。7月後半から続いておりました欠品、ご迷惑をおかけしました。アクアバイタルのこの緑箱は「粒状」デス。ネットに入れて活用しやすい製品です。ピートは単にドイツの製品がよく他のものがさほどではないというものではなくて、アピスト向きには「しっかり下がってくれる効果を果たす」ものがよいのです。つまりは使ってみてはじめて知ることが多いです。具体的に製品名をあげると、ドイツのセラのブラックピートや、テトラのピートもドイツのものですが、せいぜい下がってくれてもいいとこ5台です。ネグロのサカナたちをも想定することが多いので、An aquarium.でのオススメピートとしてはpHで4台までしっかり降下させてくれるこの製品ををチョイスしオススメしています。
赤箱はブロック状になっていますが、水に入れるとバラバラに砕けてゆきますので、ネットは細かめがよいです。もっぱらため水用にお使いいただくのが良いのですが、下がりはやはり赤箱の方がスピーディーに降下してゆきます。その分早めに交換します。長く持たせたいときは、画像の緑箱の粒状がよいでしょう。ネットにはぎっちり詰め込みすぎず適度にゆとりがある方がよりその効果を引き出せます。

ダイレクトで輸入しています。毎回多少箱つぶれなどがありますが、中味は問題ありません。今回のつぶれの程度は "軽症" ですので、まずはご安心ください。(笑)

発送でのご利用も承っております。送料を節約なさる場合は、「緑の粒状を1箱」であればレターパックライト¥350-送料でご利用いただけます。これはお振り込みのみとなります。代引の場合は、通常の小さな荷物の送料と代引手数料を申し受けます。レターパックは、基本的に全国翌日配達可能ですので、九州や北海道でも翌日の配達が可能です。
二箱以上の場合はご相談ください。みなさま向きのコスト軽減のお手伝いは常に "心の用意" があります。







ADAのコンテストの発表がありましたので、ここ数日の間はそちら方面でドタバタとしておりました。お店は連日の猛暑によりまして、時間はゆったり流れておりますのでご安心ください。月末から今月にかけましてAPAPなども数台、ご相談からご注文を賜りました。シンプル水槽台の試作を含めまして、ただ今いくつか発注そして製作しています。とは言え、製造元もお盆休みに入りますので、その間は工場での作業がストップいたします。今制作中のものは、早ければ今月最終週に、遅れると来月アタマの完成となりそうです。
今後の受注につきましては、少し有余をみて9月半ばぐらいまでと納期を想定していただければだいじょうぶでしょう。水槽はすぐには立ち上がらない、新規立ち上げの水槽にはテスト魚からはじめて今お持ちのサカナを導入する。そして新規ご購入のサカナはこれまで維持してきた水槽に導入することをセオリーとします。これがおそらく最も不意なミスを軽減する方法と覚えておきましょう。経験がある方はご自分のスタイルで、まだ経験がない方でそんな場面に直面なされたときにはこれを思い出し、実践してみてください。ここのお店は少し変わっていて、お求めいただいたあとしっかり楽しんでいただきたいと考えています。お店の姿勢としてはごく一般的な心構えではありますが、あまり表で語られる機会はありません。アピストなどのサカナたちを始めて間もない方は特に、記憶の端っこにでもどうか留めておいてください。いつの時か役に立つことがあるかと思います。






さて、久々におさかな画像です。



【 Ap. "Pimental/Rio Tapajos" 】
5尾 ¥28,000-
※ チビサイズでの入荷、総数14尾のみ。昨年のペア価格を5尾特価にてサービスいたします。(先着お二人で終了…)






【 Ap. アガシジー "Muttonzinho/Tefe" 】
ペア ¥8,000-
※ サイズは総じて小さめです。今なら黄色と青でお選びいただけます。








【 Ap. "ロートカイル/Ig. Zamura" 】
ペア ¥18,000-
※ これもフォルムの割には意外に小さめで4cmほどです。いけてると思います。










 8/10(土)


一夜明け、アクアジャーナルの最新号が到着しています。




アクアジャーナル vol.215

今号は、すみだ水族館で新たに製作されたレイアウト水槽の製作の様子が詳しく紹介されています。


1冊 ¥500-

※ ご来店のついでにどうぞ。











激しい一日となりました・・・。そしてまた、みなさま方のおかげをもちまして、ほんのり幸せな気分にひたりました。

それはまずはここから始まりました!!




開店間もなくして、お越しいただきました「アクアスピリッツネギシ」ご一行さまです。レイアウト魂の相互交流をと、なかなかこれはさらに楽しくなってまいりました。互いに言いたい放題、これまた心地よい関係ですよ。
さて、次にお会いするのは9月かな、『有楽町で会いましょう!』。楽しみです。日本チームもかなり"太く"なってきています。






閉店するやいなや、前日のお誘いにもかかわらず、多忙なこの方々までこの音羽に集結。




CAJの方々も、2013コンテスト結果発表後の興奮冷め止まぬままに、さっそく始まったー!!





今ここに、2013年のプレートが4枚そろっている・・・。こりゃすご〜い!!









上位は神となり、下位は下僕と化す、きびしい1年のおきて。「God タナカさま」「God 岩城さま」「Golden God 深田さま」「Bronze God 松井さま」、こうしてくだんのブラック松井氏まで、この日を堺に呼称を変える・・・。
神たちが言う、「こらこら、この流木ひろってくれたまえ〜」「ははっ、こちらの枝流木でよろしゅうございましょうか!!」と、こんな具合だ。(笑)





ささやかに下僕たちからの反抗として許されるのは、、、


神たちに、レイアウトのダメ出しを依頼されたときの反応。「神様、すばらしいと思います!」と、一切アドバイスやダメ出しが入らなくなる。(なんてことはない・笑)


















夫婦で獲得!!岩城さん26位、おめでとうございま〜す!!


開封の瞬間秘話・・・、残り湯を浴びるの巻。




これはすごい絵だ〜、タナカカツキ氏と深田氏による、2013 CAJ&TAUランキングトップ会談の様子。





注いだ情熱とあの日々、振り返りかみしめながらも、意外にあっさり次のステップに踏み出してゆけそうです。あくまで結果は結果です。ただその結果は、大人の趣味の世界として、しっかり追求してゆきます。楽しみながら苦しみながらも,少し明るいその日を見据えて進んでゆきましょう。布陣強力、がっちりとサポートいたします!!

今月末に開催予定の、来たる「セッション5」への布石となりました。上位の方々も、努力報われずの方々も、さっそく明日を見据えながらリスタートです。また楽しんでまいりましょう!!






 8/9(金)

おさかなを少し追加できました。

・Ap. sp. "Pimental/Rio Tapajos"【AquaFauna Brasil便/WILD】・・・・・・FB掲載のPimental、奇跡的に今年も入手!!
・Ap. アガシジー "Muttonzinho/Tefe"【WB.SABBY便/WILD】・・・・・・・・・・・・これは昨期の在庫ネタからです。
・Ap. "ロートカイル/Ig. Zamura"【WB.SABBY便/WILD】・・・・バルセロス周辺産のチビロートカイル。これも在庫から。

今期採集ネタは、「ピメンタル」のみです。雌雄判別不能に付き、5尾特価にてリリースいたします。








T.A.U.組の「2013 IAPLC 結果速報」(8月10日判明分)

 ・シングル・・・・・・・・・・・・・・2名
 ・50位以内・・・・・・・・・・・・・3名
 ・100位以内・・・・・・・・・・・・4名
 ・200位以内・・・・・・・・・・・・1名
 ・300位以内・・・・・・・・・・・・5名

みなさん、とても良くがんばりました。とてもうれしいです!!!

An aquarium.でのご出品いただきましたみなさまで、もし差し支えなければご自分の順位が分かりましたらご一報ください。目標順位を達成なされたみなさん、誠におめでとうございます。明日は「2013 IAPLC 大祝勝会&大反省会」を予定通り閉店後に開催いたします。CAJのみなさんも含めまして、お時間のある方は、ぜひぜひお集まりください!!
仲間の喜びを分かち合い、そしてさっそく来年に向けての意気込みを、ここでしっかりUPさせておきましょう!!









本日午前十時を回ったところで、外のポストに「ゴトンッ」の音がした・・・。来たよ!!








おそらくみなさま方のお手元にも、間もなく到着することでしょう。

さて、その肝心な結果はいかに・・・。









天野さんに100位以内に選んでいただけたという喜び一瞬、ホッとため息をつく間もなく我に返り、プレートを目前で逃した現実を同時に突きつけられました。(大粒泪)

試験的こころみを、いくつか盛り込んでみましたのですが,何より完成度が甘かったというのが大きな反省点です。途中、見切りをつけ、構図に対してのあきらめがもたらした結果として受け止めています。引き上げたものは経験による部分で、引き下げた部分は詰めの甘さと構図の甘さととらえています。また来年、一から出直すつもりで自分の水槽もしっかり追求してゆきたいと思っています。

出品作品の別カットを、掲示しようと考えていたのですが、実に微妙な順位のため差し控えておきます・・・。


しかし、Anの仲間内からシングルが2人出るとは、、、ささやかに目標としてはおりましたが,現実になったことが何よりうれしく思います。さらには、目標順位をここに掲げ、達成できた方々が多かったことがこれまたうれしく思っています。水を張るまでの時間や、ダメ出しの日々、忙しい中で歯を食いしばってしっかり着いてきてこられたみなさま方に、頭が下がる思いです。みなさんに、そんなステキなプレゼントをたくさんいただきました。お礼はもちろん、精度を高めた来年に向けての活動です。さらに自身を磨いておきます。さらに深く追求しておきますので、今年同様に来年もどうぞご期待ください!!





 8/8(木)


仕入れに出動しています。相変わらず、今週もダメダメです。(笑)

・ナンノプトポマ sp. "ゼブラ"(ボルケーノオトシン)【Peru便/WILD】・・・・・・・赤茶色のアタマ、低pHでいけます!
・Cory. アドルフォイ "Ig. Miua"【WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・あまりでかくないです。しっかり細バンド!!!
・ブラックモーリー(小さめ)


今日はこれだけです。明日も少しだけですが、WB.SABBYのアピストなどが到着予定です。変わり地味ネタがメインで、ほかは在庫の補充です。なので、どうぞご期待なくお待ちください。






「IAPLC:世界水草レイアウトコンテスト2013」の結果通知が、本日新潟から投函された模様です。例年ですと、東京近辺であればおそらく明日の夕方、もしくは曜日には、ポストへ投函されると予想されます。
待ちに待った結果発表です。それを受けまして、
T.A.U.ならびに、An aquarium.組で出品なされた方々は、土曜日の閉店後に「IAPLC 2013 大祝勝&大反省会」をさっそく企画しました。今年の結果通知をご持参のうえ、音羽のAn aquarium.に大集まりください。大集合とも言います。本当にお疲れ様でした、ようやくの結果発表です。良かった方もダメだった方も、良い面でこれを少しステップとして、次への足がかりとしながら、上位入賞の方とここでそっと喜びを分かち合いたいと思います。
通知が届かない場合も、土曜日にはwebでの順位発表があると思われますので、その場合は手ぶらでご参加ください。

8/10土曜日の閉店頃、ぜひお越しください。あわせて月末開催予定の「セッション5」についてのご案内とその内容についても簡単に説明させていただきますので、出来るだけご都合を開けてご参加ください。

ちなみに明日は、一人で開封するのが怖いという方々が少しご来店なさるようです。そんな方のお顔が見たいならば、その光景を垣間見ることができますので、夕方以降に遊びにお越しください。(笑)




仕入れの後で、行ってきましたよ!!





どこ???。


筑波実験植物園


なんと、ここです。

「水草展2013」開催を前に、念のためにと出展水槽の様子を拝見しに、そして少し手入れが必要ならばと、本日の仕入れの後に、筑波へと向かいました。

開催に先立ちまして、少しだけ準備中の会場の様子をレポートします。






本日木曜日、製作途中の水槽もちらりほらり。初日が土曜日なので、あと残すところ二日ばかり。個々の担当の方々があわてて手がけております。今日で目処を立て、明日で最終仕上げというところでしょうか。あらかじめ製作が終わり、すでに出来上がってている水槽が半数以上。An aquarium.で出店させていただいたのは「90x45x45」と「60x30x36」の2本。完成した状態というより、植え換えをして、開催中日から後半にかけて味が出てくるように考えて準備しています。そうです、他の水槽が少し疲れを見せた頃に発揮できるようにと、少し配慮し想定しながら準備しました。とはいっても、水槽の移動日が想定より数日前倒しになりましたので、搬入前日までにあわてて最後の作業にかかりまして、そこでフォローし切れているかどうかが少し心配で、本日現物チェックにお邪魔させていただいたというわけであります。






おっ、ありました90、四日ぶりの対面です。エーハイムパイプをリリィに、この会場では変えています。CO2がチョロチョロしか出てんかったが、あえてこうるさく言わんといた。基本的にこのままいけそうだな、というのがこの90の直感でした。会期中、これならまずまずなんとか過ごせるでしょう!!






持参した道具は、足元のタオルの上の4本と手持ちの1本のハサミだけ。石磨き用のブラシ2本と、プロレイザーショート、そしてピンセットM、最後にショートカーブのハサミ。細かなところをあげればキリがないが、まずまず良しとしておこう。このあと、少しだけ手を入れた。






あっ、オレンジと黄色でどうもすみません。。。(笑)

カメラマンは、東武店長の角谷です。たまには真面目な顔をしてレイアウト水槽を見ていることがあるんですね、と、これを見てあとで自分で気が付いた。(笑笑)






少し遠目で、ワンカット。ろ過槽やコードはこのままむき出しのままってことはないと思います。このままであったら、予算の都合ってことで許してあげてください。あっ、早坂さん、この90のメタハラあと15cm下げといて。。。






こちらは60。今はまだパヤパヤですが、これもなんとかなりそうですわ。順調ならば、会期最後の一週間が見所でしょうか。初めのうちはそれなりですね。背景グロッソはわざと葉はデカ目。前景中央の水草はまた別の種類です。種とサイズが違います。そして、90水槽とのグロッソサイズの差もチェックしておいてください。トリミング技や植え込みのタイミング、管理のスタイルの違いなどで、同じグロッソでもこれだけ表情を変えて楽しむことが出来ます。これらは会場でお確かめください。





入り口付近から、少し引きの絵です。まだまだ会場の様子は準備にいそしんでいる最中です。ワシの60にも早くCO2つないでおいてちょうだいね。(懇願!!)



筑波実験植物園


ということで、所要時間30分あまり。急いで都心に戻るも三郷付近で渋滞でした。この場所はいつもいたしかたなし。みなさんもぜひ、8/10〜8/25の半月の間、お時間をみて一度会場へ足をお運びください。会期中はイベントもさまざまご用意されています。ぜひどうぞ!!







 8/7(水)





さぼりすぎていた、トニナ水槽の手入れを少し。右は「マレーヤ」、そして左は「アマゾニア」です。この水槽は特注のブラックシリコン、45x40x40というサイズで60リットル収容できる水槽です。換水はここ半年の間はひと月に一度100%換水を行い、コントラ適量とKHマイナス10ml投入というのんびりスタイルでさぼりまくりでした。肥料は初期にパワーサンドを仕込んであるので、液肥も無し。これだけの管理でした。
基本的にここのお店は、トニナ以外の水草は販売していないのですが、さすがにそろそろやらんとなということで、手入れをしました。とは言え、のんびりスタイルでゆきますので、基本的にレイアウトで自分が使う水草を吟味するためのラボと言うのが主たる目的です。いや、もう少し活用したいです。(笑)





左側アマゾニア水槽、"ベトナム"を植えてみた。黒い底床は少し光を奪われる感じです。底床全面を緑が覆ってくれるまでのおはなしですが、少し気にしておいてもよいかも知れません。寝屋川方面から、スタウロギネが大量に届きましたので、左側に少し植えてあります。大量すぎて困りましたが、欲しい方がいらっしゃれば「金曜日限定で特価」です。てか、他にお買い物があればサービスしますよって勢いです。






左側のマレーヤ水槽は、いつも通りのスタイルで植え込んであります。こちらは全部短く差し戻し、そうです、今後もしばらくさぼるつもりです・・・。実はマレーヤとトニナの相性はよくって、かなり楽ちんです。明るめの底床でトニナをやる場合は、アフリカーナよりも向いていますので、機会があれば一度ご使用ください。吸着系は、長期的視点においてはすべて使い物になりません。立ち上がりの順調さはさておいても、わたしのように長期的視点で水槽を追ってゆく場合は、底床のチョイスからすべて排除します。だからつまり、アマゾニアかマレーヤしかない!!ということであります。さらにはしっかりパワーサンドを使うと簡単ですよ、長期維持も。実はこれがコツですね。後で管理を楽にする、そんな感じのコツなんです。

これでしばらく、トニナのリリースが困難になりました。ちょうど夏場で水温高い需要のないそんな時期と判断させていただきました。9月以降、リリースを再び開始いたしますので、それまでしばしお待ちください!!






本日のオマケ画像です。マレーヤ水槽のさらにとなりの「斑入りトニナ」が入った水槽にて、ロートカイルのあまった♂を仕立てていました。ちょうど前に出てきていましたので、7Dの標準ズームレンズでスナップショット。十分しっかり撮れますね。水草水槽でのフォルム、美しく育ってゆきますよ!!やたら太らずに、いけてます。

アピスト用の水草水槽、レイアウトのコツはしっかり空間も作ってあげること。というのはトニナだけでボウボウだと、観察しにくくなるので、一部分だけ丸刈りするようになされば良いです。全面に生えたらアピストがでてくる空間確保のために、根元からバッサリやるダですよ。難しく考えずによいです。そこからまた伸びても来ますし、また伸びてきたら、違うところに空間を作れば良いんです。通常の水草レイアウト水槽と、アタマの中での思考回路を少し組み替えて臨みます。その繰り返しで、継続的な環境維持も可能です。草の総量をできるだけ常に一定にしておくのですね。またこの続きは、「アクアゼミ」などで詳しくおはなししてゆきます。機会がございましたら、ぜひご参加ください!!










今日はのんびり、お店の前で石洗い・・・。




ここのところ連日、あちぃ〜ですね。久々に完全フリーな一日、FB更新をかたわらで行いながら、ジャージャー水をかけて先の準備のために「万天石」の洗浄を行っています。






今ごろになって、腰回りがピリピリと
きていますので、10箱・総計200kg、ゆっくり慎重に運びましたとさ。(笑)








まだ生乾きです。万天石は表情が豊かです。レイアウトでの表現においては、力強さのアピールが抜群です。組み合わせがキモであり、石素材はいずれここにたどり着く。先々見据えて集めるのであれば「万天石」しかない。新たなレイアウトにチャレンジする度に、新たに補充するのが鉄則。手元の万天石に、新たな風合いを強力にプラスする。サイズは豊かに確保する。






もちろん、このサイズの「万天石」まで常備しています。素材を買うだけではなく、さまざまなサポート付き。必要なときにぜひご利用ください。コストはかかります。やるには時間も必要です。とても豊かな趣味の世界です。


めくるめく、レイアウトの世界にようこそ!!





 8/6(火)


本日到着、「ADA ES-150」。



【 ADA ES-150 】














リリィパイプSPIN付き・防振台座付き・バイオキューブ&活性炭付き・クリアーホース付き。一般には、45cm水槽以下のサイズで使用します。SPINの給排水がついていいて、かつ価格的には2万半ばって感じですので、良いんじゃないかと思います。ネックになるのは頭についているポンプの性能、これ次第ですね。それはそれで、今後のADAでの対応も想定しつつ、オススメしておきます。今回5台入手しています。ご希望の方は、念のためおはやめにアクセスください。新しい言語表現で言い表すと、初回ですので、"紳士的なお値段"でリリースしたいと思います。(笑)










ドワーフシクリッドの楽しみとして、入手後にキレイになってくるその過程と、そのあとで間もなく繰り広げられる産卵、そして仔育の風景などがあります。サカナの趣味としては、買うから飼うへと、購入後の楽しみの広がりが何より大きいのことがこの魚種たち共通の特徴と言えるでしょう。




はじめて彼等をむかえる水槽。インターネットや雑誌で情報を得て下準備を進め、いよいよ導入を決意する。知識ばかりが先行するのもいかがなものか、と一方、衝動買いも同様であります。基本的には丈夫だといわれても、どう丈夫なのかと疑問に思う。ある程度のところで、あとは実際に導入してサカナたちに教えてもらうのがたいていのケースであろう。そう、それは自然の成り行きで良いと思います。コツがあるとしたら、毎日よく観察する。当たり前ですが、導入後はしばらく夢中になり、これまで飼育してきたサカナたちとの差異を少しずつ見出してゆきます。いろんな表情があるんだなとか、意外に激しく争うなとか、場合によっては、あれ卵生んじゃったもう・・・、とか、短い期間でもさまざま繰り広げられることでしょう。
水を換えない。ひとつに小さな水槽といえども取り付けたフィルターに対して、もしくはその水量に対して、日々加えられるのはエサであります。水を張っただけの水槽に毎日エサが投じられるわけであります。仮にサカナがいないとしましょう。そこにも同量のエサを投入したとしたらば、汚れるとかカビはえるとか分解されてなくなっているとか、さまざまありますが、水を張った器にある種の「汚れ」を結果的に少しずつ投入していることになります。足し算したら引き算、これでプラマイゼロ。じゃどうやって引き算しようかと。フィルターがついています。投じられた物が分解され形がなくなってゆきます。これはまだ引き算には該当しませんね。分解されて、違う物質に形を変えただけで水槽の中に溶け込んでいるだけです。これを水が濃くなる、と言います。濃くなった分薄めてあげる。通常ならば「換水」です。言うなれば投入したエサの分量だけ、溶け込んだ水を捨て、新たな水を投入するのです。もしくは、害のない形に害のない物質に換えておけば良いのです。話が一気に難しくなります。害のない形、「硝酸塩」です。具体的に見えるものではないので気にしないでよいです。フィルターが機能し、放っておけば勝手にこの物質に変わっています。「塩」ですから、水に溶け出しにくい物質に変わっています。だから気にせんでいいのです。ただ、淡水でのおさかな飼育の現場ではこの「硝酸塩」は完全にシカトして良いです。はっきりもうしまして値が高くなったって『害ナシ!!』です。無視ですよ、無視。忘れてくれてもいいぐらいです。






さて、そうは言っても確か「換水する必要があんましない!」と聞いたことがあるはずです。エサだけやってて、硝酸塩に変わるといっても、足し算ばっかりやないか!と気づいたあなたはえらいです。水草を使うのです。浮き草が効率よし。大気中の0.03%のCO2をふんだんに利用できるからです。浮いてる葉っぱからCO2を取り入れます。光合成をして増えてゆきます。増えすぎたら水面を覆う前に捨ててしまいます。ほら、「引き算」達成!!
ガンガン増やすことができたら、ガンガン引き算しっぱなし、という環境ができます。だから、アピストなどのドワーフシクリッドの水槽に照明を増設する効果は、密かに絶大なのよ。知らんかったでしょう・・・。(笑)

はなし変わって、この画像はペルビカの仔たちです。毎日同じ量のブラインやっているだけでした。実はこの水槽、見てもいなかった。勝手にわいていた、とそんな状況です。良く見聞きするケースとしては、卵生んであわてて、仔供が孵ってあわてて、泳ぎだしてあわてて、そんな状況になります。初めてなら特に。そして間もなくして、途中で消えてゆく。いくらがんばっても無理なんです。これらの推移は、水槽コンディションの安定が土台にあって、そこではじめて見られるシーンです。じゃ、どうやって「水槽コンディションの安定」をはかるかと申しますと、その水槽を立ち上げてから1年ぐらい過ぎてくれれば、まずまず問題ないのではないかな、というところでしょうか。立ち上げ半年以内は、いくらがんばってもコンディションの波が安定しません。これは、口で説明されても飲み込めないところなので、実際に立ち上げ間もなくの水槽でサカナを飼育しはじめるのが良いです。時々調子を崩したり、復活したり、時には一方をダメにしたり、産んでみたり、そこでさまざまな経験をすることでしょう。そして、振り返り立ち上げた時期が1年を過ぎようとしているか否かの頃に、スムーズな経緯で仔取りがうまくゆく、そんなシーンを目にすることが出来ます。仔取りがうまくゆくってのは、最低限ひと月半は目減りなくスムーズに進むってことです。産んだ泳ぎだした、なんてことは普通に見られますから、そのあとが肝要なんですね。ほら、世にあるさまざまなブログの中にも、『浮上しました!!』なんてタイトル良くあるでしょう。そのあとは、興奮と喜びでそんなネタを公表しちゃうもんだから、普段と特別なことをしてしまうのですね。言葉きつくも「期待したってムダ!」。すでに準備出来ているその水槽コンディションにしたがって結果が出るわけですから、いくら今からがんばったって余計なことをしてしまってかってダメダメに。サカナを見て、環境は見えず。まさにそうした状況下にあるのです。ただ、フォローしておきますと、気持ち的に、期待とともに念願の産卵を果たした!それには共感できます。ただ、喜べば喜ぶほど、ヒトは愚かなモノで普段しない無為な行動を起こしてしまうわけで・・・。ブラインの量が増えたり、いつもよりそわそわしてみたりって、、、それが邪魔をしていることを、アドレナリンでまくりのその瞬間は気が付くことは難しいことかも知れません。みんなそうですから、気にしないでいいのですよ。(笑ってゴミン・笑)






と言うことで、元に戻り、経験がないうちはいたしかたなし。どうすれば良いかって、それは『できるだけ長く、そして時にはそれなりに手入れしながら、水槽をキープされたし!』というところに終着します。もちろん単に放っておけば良いわけではなく、意識して放置プレイという感じです。複数水槽をスタンバイし、現状でなんとなくうまく推移している水槽に、期待のペアを放り込む。これが良いのです。あとは機械的に毎日ブラインを一定量投入するのみ。これまでその量でキープし続けているのですから、親2尾だけだろうが、卵であろうが、泳ぎ出そうが、同じ行為を続けるわけさ。これまでそうしていたのだもの、それでなんとかここまでたどり着いたのだもの、その量を変えちゃ〜ならんことは、冷静な頭脳の持ち主のみなさま方ならここまで来れば、もうお分かりでしょう。


最後にあえて申しあげます。ほっときゃ〜いいんですよ、同じ量のブラインやってりゃ〜いいんですよ。祈っても願っても、そんなしても何の効果もないんですよ!!。この言葉を簡単に説明すると上記の2,700文字、これでも途中飛ばし飛ばしで、これだけになりました。一見、感じの悪い投げ捨てたような言葉ですが、さまざま集約されていることがこれでお受けいただけたでしょうか。

なんだか、とても感じ悪い解説になってしまって恐縮です。。。店頭ですでに何十人の方々に、似たようなお話をしているものですから、今後の共通認識事項ということで、よろしくお願いいたします。日頃からご利用のみなさま方は、続きのおはなしはいつでも店頭にて行いますので、お越しの際にお声がけください。それではまた。





 8/5(月)

腰、なんとかだいじょうぶな感じです。ピンポイントではやられていないようなので、あとは歳の問題で、筋肉痛が遅れてやって来るとみました。でもね、今日お越しのみなさま方、「昨日来れば良かった!」って、口をそろえておっしゃるのね。それって、日頃の仕返しであるのか、それともまた個人レッスン開設の絶好のチャンスととらえられたのか、それはあえてお尋ねせず・・・。(笑)

アクアゼミも、ライトゼミも、また機会を見つけて企画しておきますので、ここはしばしお待ちください。。。





実はこれ、あとから入手しています。1ペアのみですが、よろしければどうぞ。






【 Pel. タエニアータス "Lokoundje"(Wilhelm)】
ペア13,800-
※ 仔取りまでは時間の問題でしょう。とても良い感じです!




Pel. taeniatus "Lokoundje"



なかなか早くて、、、画像にするのに少し苦労しました。





 8/4(日)

本日一本目、「水草展」への搬入に向けてほぼ準備完了!!




まずは60cm部門。あとはビニールでふたをするだけです。


おっとと、更新している場合ではなかった。まだ肝心の90があるのだった・・・。





(中略・・・)

閉店間際、「ライトゼミ」を間もなく開催予定。ただ、幸か不幸か、18:00過ぎには誰もいない。開始予定の15分まで待つ。遅れてくるかもと、さらに念のため30分まで待つ。ここで本日イベントの中止を決め、あわてて泣きながら家に帰る・・・。(笑)

たぶん今日、腰を少し、いやもしかしたらけっこうヤラレたかもしんない。参加者無しに逆に救われた思い・・・。
60はそそくさと積んでくれた。そして大イベント90が待っていた。早坂さんに人員を多めに頼むと言っておいたはずなに、お越しいただきましたスーパー運び人は2名。もう追加の援軍が来ないことを確認し、腹をくくった。自分で作った水槽、背部までバッチリ盛り土をしている。両サイドはトップまで10cmないのだ。悔いた・・・。運ぶのからは逃れられると思ってこれをチョイスしたのだが、自ら手を貸すとなったらワケが違う、、、じゃないのよ。(泪)

水を完全に抜いてもおそらくは100kg前後あるであろう "この器" を、トラックまで運ぶことになった・・・。



昨日の画像ですが、ここから水だけを抜いてもそりゃ知れていますよ。(泪)



東武から助っ人を呼ぶべきであった・・・。1時半には搬入が終わり、トラックも筑波の植物園に向けて出発した。移動のため少しがらんとした店内のあと片付けをしながら、その後お越しになられたお客さまのお相手をいつも通りさせていただいた。3時過ぎからさっそく腰が重い。「あ〜やばい、ライトゼミがあるな〜、けど大丈夫かね。。。」そんなことを考えて、夕方になってくると、今日はこれ以上誰もお越しにならないことを願っている自分がいたりした。(笑)
そりゃいけない、呼んでおきながらそりゃないだろうと、自らを戒める。時間が迫る、どなたもお越しにならない。なんでか少し笑顔になる。ダメじゃないか、と自らを叱責する・・・。その後は、ル〜プ・・・。


そして(中略・・・)に戻る、という感じでした。ゼミの中止は正直申しまして少し残念でしたが、逆に正直申しまして今日の日は少し助かりました。とりあえず筑波への水槽の提供という、ひとつの責務を果たしましたので、ゼミはまたの機会を検討しておきます。今度は、少し余裕を持って告知いたします。お騒がせいたしました、スミマセンです・・・。







あらためまして「水草展 2013」のご案内です。

  場 所:国立科学博物館 筑波実験植物園
  期 間:8/10〜8/25(休園日 8/12・8/19)
  入園料:一般 300円/高校生以下/65歳以上 無料
  時 間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
  所在地:〒305-0005 茨城県つくば市天久保4-1-1


国立科学博物館がらみの展示イベントです。お時間のある方は、よろしければぜひ一度足をお運びください。





 8/3(土)

「何位ぐらいを目指していますか?」

とりあえず、お越しいただいた方の腹づもりをおうかがいする。

「ええ〜、ご希望で良いんですよ。このぐらいに入りたいな〜、というのがあれば・・・。」

こんな感じで、初回の打合せが始まる。そう、ADAのコンテストに向けての会話であります。順位をおうかがいすると、コンテストブックが出てきて、ご自分の中で順位とレイアウトレベルの照合ができているかを少しの質問、そこからくみ取る。要するにその順位を獲得するのに、どのくらいの水準のレイアウトレベルを要求されているかということを、ご存じかどうかをおうかがいしている時間です。まだうまく受け取れていないと思ったときには、300位ならこれぐらい、100位以内ならこんな水準、50位だとこう、27位プレート圏内は現在このレベルを要求されると、、、そんな感じで解説が始まる。ここでは常に個人レッスンで、認識のあるなしにかかわらずに個々人がそれらをしっかり把握できるように、ご自分で思い描けるように、詳しく説明される。顔色をおうかがいながら、認識度チェックをしながら進めていますので、その時点から着実にスタートしている感じです。

特にたくさんのヒトにお越しいただきたいと思っているのではなく、「本気で取り組みたいので力を貸してよ!」とした向きでご対応させていただいているため、さほどではないなとこちらで察知し判断したときには、それらの方向はあえてオススメしてゆくわけでもありません。つまり、形はどうあれ・今のレベルはどうあれ、なんとかしてよ!!!と、熱意ある方々にとっては、その後のめくるめく時間は徐々にヒートアップしてゆくのであります。
レイアウトの趣味は、時間をそこに注げる余裕と、構想を形にするために素材を十分量購入する必要があり、コストもそれなりにかかります。順位をおうかがいしそれを目指すためにはある程度のコストにも眼をつぶる姿勢がないと続かないし、そもそも始まりもしないのが現実。手中にした素材は、ひとつの作品のためのものであり、まずさしあたっては「絵」が必要となります。素材を集めてから、レイアウトを組む時代ではなく、アタマの中や紙の上の作品がある程度出来上がり、それをさまざまな素材の中からどれをチョイスし、どう組み上げてゆくか、どう奥行きと空間を表現してゆくか、これらに一気に集中してゆくのですね。スタート前にしっかり吟味し打合せを何度も行い煮詰めてゆく。こちらはその「絵」が、実現可能かどうかと、どんな素材で表現してゆくかどうかなどの提案をいくつかしてゆき、最終的な素材選びに進むとした段取り。

こちらの本気度も尋常ではないので、だからこそ「熱意のみご持参」いただきお越しいただきたいと思っています。そのあとのエネルギーの集中は、ここでしっかりレイアウト好きのみなさま方に注がれます。こうだもの、出来上がった作品が出品されようとするときには、そりゃ卒業生を送る気分になるのは当然のことであります。だからお願いです。始まったら、根性で出品までこぎついてください。ダメでも出品、それはその年の自分自身を現すものだから、必ずや明日につながります。こちらも本気ですので、どうか最後の形まで、それがたとえ不十分であってもお願いしますよ。未出品のダメージは、わたしにとっては、実にこれは"両肩脱臼レベル"なんです。(泪)

でもそうこうしているうちにまた、もう新入学&新学期が始まっていますのですがね。(笑)






さて、今月は「8/10〜8/25」まで開催される「水草展」にAn aquarium.ではレイアウト水槽を2本出展しご協力させていただきます。なんともつい先日、H2の早坂さんから連絡があり、明日の8/4に引き取りに来られるという・・・。本当につい先日のことで、だからもう笑うしかない。ダメージをくらっていた部分もあるのですが、なんとか突貫で手直しして、さらにはあわてて石磨きをして、今夜なんとか完成ということにさせていただきました。筑波の植物園での開催初日が、8/10の土曜日なので、水曜ぐらいに搬入かと想定していましたが甘かったわけです。




【 600x300x360 】


1本目はこれです。撮影はつい先ほどですので、ここから初日まではもう少し生えてくれる予定です。(笑)
水草はすでに背景の「Newパール」はだいぶ前に引っこ抜いており「グロッソスティグマ」に変更しております。あとは部分で「チビグロッソ」も使用していますので、水草の種類は2種のみ。会場でご覧になるときは、フィルターをしっかりチェックしておいてください。この水槽の見所ですので、この点をどうぞお楽しみに!!






【 900x450x450 】


もう一本はこちら。アクアジャーナルで今年のコンテスト出品までの経緯を、何度もさらされておりました90水槽です。この水槽を5月末にはいったん仕上げて、実際に出品いたしました。なんとか維持してきましたが、ほころびも見られます。開催日初日には、今年の順位も発表される頃と思われますので、ちょっと複雑です。造り自体がかなり変わっていますので、気になる方は会場で直接ご覧いただけますのでチェックしておいてください。この水槽は本日石磨きをして、有茎の差し戻しを施していますが、会場でキレイに生えそろうかどうかはかなり怪しい感じです・・・。傾斜だけご覧ください。(笑)



明日の開店間もなくして、国立科学博物館のトラックがAn aquarium.にやって来る予定です。それまで水を抜き、運べる段取りを終わらせておきます。しばしこの水槽とはお別れしますので、またここのお店からレイアウトと呼べる水槽が1本もなくなってしまいます。(泪)

お出かけの間に、また何か作ってみましょうとしたつもりではおりますのですが・・・。






明日は予定通り「ライトアクアゼミ」を開催いたします。ご参加ご希望の方は、閉店間際にお集まりください。ご参加費は今回無料ですので、開催後には1Fで、両手で持てないほどたくさんお買い物をしてお帰りください。

と言うのは、悪い冗談ですのでご安心ください。たくさんご質問をかかえて、楽しみにお越しください。心よりお待ちしております!!




 8/2(金)

日曜日の閉店後にAn aquarium.3Fにて「ライトゼミ」を開催したいと思います。突然の告知のため、今回はご参加費無料にて行います。オール「Q&A大会」で、ノンテーマです。つまり"なんでもQA"を行いますので、アピスト・水草・両方、なんでもOKです。繰り出されるご質問に即答申しあげますので、お時間のある方はぜひお越しください!!


  場 所:An aquarium.3F
  時 間:18:15〜20:00
  内 容:Q&A(アピストグラマ・水草・レイアウト、などなんでもOK!! )
  参加費:無料

直前の告知ゆえ、満員になることはないでしょう。特にお申し込みもご不要です。お一人でもいらっしゃれば開催いたしますので、今回は日頃からのお礼と申しますか、サービスの一環として企画しています。どなたでもお気軽にどうぞ。ご質問のレベルや内容など、なんでもお受けいたします。当日お集まりいただきました会場のみなさま方の顔色をよく観察しながら、お答えする内容をその都度瞬時に吟味いたしますのでご安心ください。今回は特にパンフはご準備いたしませんので、筆記用具やノートなどはご持参ください。

開催当日・日曜日の閉店時間が18:00ですので、閉店時間間際にお集まりください。3Fには、ホワイトボードはもちろんのこと、すぐにレイアウト可能な水槽も複数スタンバイしておりますので、文字通りなんでもOKです。かかってきなさい!的に奮闘いたしますので、楽しみにお越しください。日曜日の閉店後です。どうぞお間違いなく!!





 8/1(木)

仕入れに出ています。入荷はさほどではありませんので、ご安心ください。

・ブラッドレッドペンシル【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少し間が開きました。
・Nan. ディグラムス【Colombia便/WILD】・・・・・・・・・まだいました。結局うちでほとんど仕入れたようです。(笑)
・オトシンクルス【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・普通オトシン補充しています。状態問題なしです!
・ブラックモーリー

・グロッソスティグマ(pot.)【tropica】
・キューバパールグラス(pot.)【tropica】
・ミニヘアーグラス(1-2-G【tropica】

久しぶりにブラッドレッドが来ました。きれいどころをチョイスしてきています。今年は少し回数と数が少ないです。アピスト水槽用には少しもったいないけど、体高が多少あるのでやられずにすむかも知れません。これは毎回そうなのですが、自ら試す前にいつも売り切れます(泪)。ディグラムスもまたお持ちしています。世間的には引き合いがないようで、7月は何度持ってきても足りなかったのですけど。月が変わり、まだおりましたので持ってこられるだけ、といってもがんばって50尾です。今回もできるだけ大きめチョイスしています。
あとはペルーのオトシンと、ブラックモーリー。実はセール最終日前日にブラックモーリーが品切れになりました。珍しいことです。なんでかいつも人気です。今回もほとんど♀のみのチョイスを心がけています。オトシンは200尾の追加です。いつもの120サンタレンドワーフニムファ水槽に収容しています。






【 ブラッドレッドペンシル 】
5尾¥6,800-
※ 水槽収容後、間もなくの画像です。ハデ目のチョイスをしてきています。在庫は30尾程度です。







本格的な夏に突入します。水温要チェックで過ごしてください。ダメなときは無理をせずに、餌止めをして最悪を回避します。これまで投じた金額を考えれば、言わずもがな、電気代の方がはるかにやすいのですから、各種の環境が許せばエアコンフル稼働とサーキュレーターで乗り切ります。お店で実践していますので、いつでもお越しいただきご覧ください。三脚はジッツォ、サーキュレーターはボルネード。良いモノを使うのが後々一番無駄になりません。安物を買い、ダメに気が付き買い換える、この様式が最もお金を使います。最初から良いモノを!、これは常日頃からAn aquarium.でオススメしているスタイルです。


 


今期に入り、新たに2台導入しています。こんなのがお店スペースに4台あります。バックヤードにも1台ありますので、合計5台がフル稼働しています。冷房効率が上がり、なおかつ上下段の水槽での温度差がなくなります。それにともないまして、営業時間中は入り口の扉を閉めています。暑い季節の間は、そっと扉を開けてお入りください。ひんやり快適空間がみなさま方をお迎えしてくれています。






今月は実はハードです。筑波で開催される「水草展」もありますが、それ以外にも店外イベントやその他複数の業務をかかえてしまいました。ただ、どれも個人的に楽しみです。公開できる時期になりましたらお知らせしてゆきたいと思います。

ADAのコンテスト結果の発表も間もなくですね。月末にはCAJのみなさんとの「セッション5」の予定もございます。また楽しみですね。また3Fでディープに楽しんでゆきましょう。その前に、T.A.U.での集まりもやりますよ。本番結果を受けての反省会です。こちらはまだ日程を決めておりませんので、通知が届いてから近い日取りで決行いたします。ということで、メンバー諸氏は毎日予定を開けてお待ちください!!(笑笑)








 

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